日本統計センター、販売管理システムをZoho CRMに移行し、営業効率向上と働き方改革を実現
株式会社日本統計センターは、法人向けに地域データを活用したデータソリューションを提供する企業です。福岡県北九州市に本社を置き、東京・大阪にも拠点を展開しています。同社は、従来のオンプレミス型販売管理システムの利便性とコスト面で課題を抱えていました。これらの課題を解決し、営業・業務効率の更なる向上と働き方改革を実現するため、Zoho CRM上での販売管理システムの再構築と、Zoho CRMを含むZoho Oneの導入を決定しました。2024年4月から稼働を開始しています。
Zoho CRM導入による効果
今回のZoho CRM導入により、日本統計センターは以下のような効果を実現しました。
クラウドならではの利便性:クラウド上で稼働するZoho CRMにより、システムのホストやデータセンターの管理・コストから解放され、高度なセキュリティと外部からのアクセス利便性を両立しました。
初期開発コストの圧縮:Zoho CRMは帳票テンプレート登録や各種承認機能など、日本企業における販売管理に求められる機能を標準で備えています。これらの機能を最大限活用することで、スクラッチ開発に比べて初期構築コストを大幅に削減しました。
Zohoの他アプリとの連携:Zoho CRMは、Zoho ProjectsやZoho Calendarなど、Zohoが提供する他のアプリケーションと柔軟に連携可能です。これにより、販売管理業務だけでなく、より幅広い範囲をカバーできるようになります。今回の販売管理システムの移行をきっかけに、Zoho CRMに集約される顧客データと接続したクラウド上での業務実行範囲が拡張しやすくなりました。
過去のデータとの連続性:オンプレミスで管理していた取引先や見積書のデータの移行もスムーズに行われました。Zoho CRMは豊富なデータ取込オプションを提供しており、etikaのデータ移行に関する豊富な経験により、過去の販売関連データをZoho CRM上のデータ項目と整合性を保ちながら移行することができました。
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顧客データの統合:取引開始から入金処理までの業務を全てCRMで管理することで、顧客に関するあらゆるデータを統合的に蓄積できるようになりました。今後は、マーケティングプロセス(MA)や商談管理(SFA)領域の業務もZoho CRMと連携することで、マーケティング接点から入金・リピート取引までの取引ライフサイクルに関するデータを統合管理できるようになります。
株式会社etikaの販売管理システムとCRM統合構築サービス
etikaは、Zoho CRMを用いて、販売管理システムの構築・移行を支援しています。オンプレミスで構築した販売管理・取引管理システムの老朽化や保守終了に伴い、クラウド型CRM上での販売管理システムの導入を検討する企業が増えています。etikaは、カスタマイズ性の高いZoho CRMを活用し、企業の販売管理業務に最適なシステム構築を支援します。
まとめ
日本統計センターの事例は、Zoho CRMが、オンプレミス型システムからの移行や、営業効率向上、働き方改革に有効なツールであることを示しています。Zoho CRM導入を検討している企業は、etikaのサービスを活用することで、スムーズな移行と効果的なシステム構築を実現できるでしょう。