新発売!こどものみそ
2021-05-10 10:00:47

コロナ禍から生まれた無添加のお味噌「こどものみそ」新登場!

コロナ禍から生まれた「こどものみそ」



昨年、世界を襲ったコロナウイルスの影響で、教育現場は大きな打撃を受けました。とりわけ愛知県の学校給食向けに仕込まれた味噌に関しては、供給先が急に失われ、廃棄の危機に。そこで、味噌の醸造を手掛ける合資会社野田味噌商店は、危機をチャンスと捉え、新しい商品「こどものみそ」を誕生させました。

「こどものみそ」の魅力



「こどものみそ」は、シンプルな原材料から生まれた無添加の味噌で、愛知県産の大豆と米、そして食塩だけを使用しています。添加物が一切含まれないため、家族全員が安心して食べられるのが最大の特徴です。

地産地消へのこだわり



この商品は、愛知県内の地産地消を重視しており、地域の農家から調達した大豆と米を使用しています。地元の特徴を生かし、子供たちが安心して学校で食べる味をそのまま家庭でも楽しむことができます。

伝統的な木桶醸造



もう一つの大きな特徴は、昔ながらの木桶での醸造にこだわっている点です。この方法は、全国の味噌生産量のわずか5%以下にまで減少していますが、あえてその手間を惜しまないことで、しっかりとした発酵と熟成が行われ、味噌が育てられています。

味噌は作るものではなく、育てるもの。木桶や蔵に住む微生物たちの助けを得ることで、こだわりの味が生まれるのです。

家族の会話のきっかけに



「こどものみそ」という名称は、子供だけでなく大人も楽しめるという意味が込められています。普段の食卓に学校の思い出や会話が生まれることを願い、製品化が進められました。これにより、家庭での料理がさらに楽しくなること間違いなしです。

発売の経緯



「こどものみそ」の誕生は、コロナ禍での苦境から始まりました。約5トンもの給食向けの味噌が行き場を失い、廃棄せざるを得ない状況。そこで、SNSを通じて状況を発信し、「こどものみそ」という名前で直売やオンラインショップでの販売を始めました。地域の支援も受け、廃棄を免れたこの事件は、大変な時期を乗り越えるきっかけとなったのです。

会社の理念と未来への挑戦



合資会社野田味噌商店は1928年創業以来、味噌だけでなく醤油や加工食品も手がけてきました。現在では、持続可能なものづくりを志向し、社会貢献にも積極的に努めています。子供たちを対象にした味噌作り体験や、昆虫を利用した新たな調味料開発など、伝統を守りつつ新たな挑戦も続けています。

まとめ



「こどものみそ」は、コロナ禍の厳しい状況が生んだ新しい味噌です。地元の素材を大切にし、伝統的な技法を守って作られたこのお味噌をぜひ、家庭で味わってみてください。家族の食卓に、学校給食の味が広がります。

会社情報

会社名
合資会社野田味噌商店
住所
愛知県豊田市桝塚西町南山6
電話番号
0565-21-0028

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