ベッコフの新展開
2025-10-29 12:00:38

ベッコフが提供する新たな自動化ソリューションの展開とは

ベッコフオートメーションが進める新たな自動化の潮流



神奈川県横浜市を拠点とするベッコフオートメーションは、システムインテグレータプログラム「Beckhoff Solution Provider Program(BSPP)」を新たに拡大し、参画企業を6社に増やしました。新たに参加したのは、滋賀県彦根市の夏原工業株式会社。これにより、BSPPが提供するソリューションはさらに充実し、産業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)や自動化のニーズに的確に対応することが可能となります。

BSPPの導入背景とその目的



近年、製造業界は業務の効率化や品質の向上、さらに稼働の安定化など、多くの課題に直面しています。その上、サステナビリティへの配慮や人手不足といった新たな挑戦も求められています。これらの課題を克服するためには、制御技術だけでなく、システム全体を包括的に思考し、効果的なソリューションを提案できるパートナーシップが重要です。このようなニーズに応えるために、ベッコフは高度な技術を持つシステムインテグレータと連携し、BSPPを創設しました。このプログラムを通じて、顧客の個別の悩みに対し柔軟にアプローチし、高競争力のある製造装置の構築に寄与していく計画です。

BSPP参加企業の顔ぶれ



現在、BSPPには以下の6つの企業が参加しています。

1. 株式会社関西制御設計(兵庫県伊丹市、代表取締役:辻野優吾)
2. 株式会社ソフィックス(神奈川県横浜市、代表取締役社長:直井貴史)
3. 智頭電機株式会社(大阪府門真市、代表取締役社長:芦谷直人)
4. 夏原工業株式会社(滋賀県彦根市、代表取締役社長:湊加津夫)
5. 株式会社日立オートメーション(東京都大田区、代表取締役社長:新井美帆)
6. 株式会社松浦電弘社(石川県野々市市、代表取締役社長:眞塩海里)

これらの企業は、すでに制御およびシステムインテグレーションの分野において豊富な実績を持ち、その技術力を最大限に活かしながら、BSPPの枠組みのもとで高いレベルのソリューション開発を行います。

拡大に寄せた川野社長のコメント



ベッコフオートメーションの代表取締役社長である川野俊充氏は、BSPPの参画企業が増えたことに関して次のように述べています。「BSPPの参画企業が拡大し、事業が本格始動することで、これまで以上に現場のニーズを反映したソリューションが実現できるようになります。また、新たに加わった夏原工業をはじめとする6社との連携により、オートメーションの導入支援も高い精度で進むと確信しています。今後も製造現場の課題解決のため、“協働するプラットフォーム”としてBSPPを更に進化させていきたい」とコメントしています。

今後の展望と予定



ベッコフはBSPP参加企業との協力を強固にし、利用者にベッコフ独自の協創型オートメーション体験を提供する場を設けていく意向です。今後の主要な取り組みとしては、2025年11月に東京ビッグサイトで開催されるIIFES 2025での共同展示や、2026年春と秋に横浜と名古屋で予定されている「Beckhoff Technology Day」でのコラボレーション企画、定期的に開催予定の技術ワークショップがあります。これにより、パートナー各社との技術交流や共同開発を推進し、市場拡大に向けた活動を継続していくことが期待されています。

スケジュールは現時点での予定であり、変更される可能性がありますが、これからのベッコフの展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
ベッコフオートメーション株式会社
住所
神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8日石横浜ビル18階
電話番号
050-1790-1111

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