動画配信市場に新たな風を吹き込む「Nsync」の登場
動画コンテンツが急成長を遂げる中、企業はその管理方法に苦しんでいます。従来使われてきたExcelなどのツールでは、膨大なファイルや情報の管理が追いつかず、非効率的な作業が慢性化していました。そこで登場したのが、株式会社なゆたネットが開発したコンテンツ管理システム「Nsync」です。
「Nsync」の誕生背景
昨年の「InterBEE 2024」でβ版が発表され、動画制作・配信業界から多くの注目を集めたこのシステムは、近年のマーケティング活動において欠かせない動画の活用を支援するため、開発が進められました。特に、月間6万を超える動画ファイルを扱う中で、従来の管理手法ではファイルの混在やヒューマンエラーによるトラブルが増大し、結果的に制作サイクルの遅延や機会損失を招くといった問題が顕在化していました。「Nsync」はこうした課題を解決することを目指して開発されたのです。
「Nsync」の特徴
では「Nsync」が持つ主な特徴を見ていきましょう。
特徴1: コンテンツと情報の一元管理
「Nsync」は、すべての情報を「作品」という単位で関連付けて管理することができます。作品の基本情報や、入稿状況、作業ステータス、納品状況、アーカイブ情報まで、関連する全ての情報を一元管理できるため、情報の探しや確認を無駄にすることがありません。これにより、作業の効率化が期待できます。
特徴2: チームの進捗が見える化
「Nsync」は全タスクの進捗状況を視覚的に表示します。素材の入稿からエンコード、納品、アーカイブに至るまでの各ステータスが色分けされ、一目で誰が何をしているのかを把握できます。これにより、確認のための余分なコミュニケーションが削減され、リモートワークでもスムーズな連携が可能となります。
特徴3: クラウド連携による効率化
「Nsync」はクラウドストレージと連携し、大容量のマスターファイルや作業を終えたファイルを効率良く管理します。これにより、従来のローカルPCやファイルサーバーから情報が一元化され、確認のために大容量データをダウンロードする手間もなくなります。このクラウドシステムにより、待ち時間を省き、業務の生産性を高めることが可能です。
プレローンチと今後の展開
「Nsync」は2025年11月5日からプレローンチを開始しました。今後、2025年11月19日から幕張メッセで開催される「InterBEE 2025」においても出展予定で、ブースでは先行体験デモが実施される予定です。皆さまの課題をヒアリングし、最適な提案もしてくれるそうですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
会社概要
株式会社なゆたネットは、東京都品川区に本社を構え、動画配信のプロフェッショナルとしてこの新たなシステムを提供していきます。動画管理の課題に直面している企業にとって、「Nsync」は明日への解決策となるでしょう。