中高生の睡眠研究
2024-09-03 16:45:10

中高生が睡眠の重要性を学び、研究成果を発表するイベント開催

中高生が睡眠の重要性を学ぶ



2024年9月2日、東京品川区の品川女子学院で、中高生による睡眠に関する研究発表会が行われました。このイベントは、JINSと日本睡眠協会が協力して進める「寝る育」の一環として実施されました。今回の発表会には、中等部と高等部の生徒27名が参加し、彼らの夏休み中に実施した睡眠に関する取り組みの成果を披露しました。

取り組みの背景



最近、日本では多くの子どもたちが短い睡眠時間を抱えており、この問題は発達や感情面、学習に悪影響を及ぼすことが懸念されています。JINSはこうした社会課題の解決に寄与するため、睡眠に関する正しい知識を普及し、意識を高めるための取り組みを始めました。特に中高生に向けて、科学的根拠に基づいた情報を提供することで、睡眠の大切さを伝えようとしています。

特別講座の実施



2024年7月19日、JINSと日本睡眠協会の白羽の矢が立ったのは、品川女子学院の生徒に向けた特別講座。日本睡眠協会理事長の内村直尚先生が基調講演を行い、「睡眠が学習や心身に与える影響」について解説しました。生徒たちは「睡眠負債度診断」を使い、自分たちの睡眠環境を改善するためのアクションを考えました。この取り組みの結果、夏休み中に実際に睡眠日誌を作成し、日々の睡眠の変化を記録しました。

発表会の内容



研究発表会では、生徒たちが実践した具体的な取り組みが紹介されました。例えば、「早寝早起き」や「ラジオ体操」、「朝食を毎日摂る」、「縄跳びをする」など、様々な行動が見られました。多くの生徒が取り組みを通じて、自分の睡眠が日中の活動へ良い影響を与えることに気づいたと報告しました。参加した生徒たちは、学期が始まってもその習慣を継続したいと意欲を見せました。

無償講演の提供



この発表会の後、JINSと日本睡眠協会は、全国の教育機関や自治体、非営利団体に向けて内村先生による無償の講演映像を提供することを発表しました。睡眠に関する正しい知識を広めるため、教育の現場で役立ててもらえることを目指しています。無償提供は2024年9月3日から開始され、希望する団体は応募要項に従い申請することができます。

まとめ



JINSと日本睡眠協会は今後も多様なパートナーと連携し、睡眠をテーマにした社会課題の解決を目指します。今回の取り組みを通じて、生徒たちが自分の睡眠をより良く理解し、日常生活に活かすことで、より健康的な未来を築いていくことが期待されます。


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株式会社ジンズホールディングス
住所
東京都千代田区神田錦町3-1安田シーケンスタワー
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