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松本日出彦が京に新たな酒蔵「日々醸造」を創業

日本酒業界に新たな風を吹き込むべく、松本日出彦氏が京都にて新しい日本酒蔵「日々醸造」を創設することとなりました。現在、拠点となる醸造所の建設が進められており、2022年春には「日日」ブランドで新たな日本酒がリリースされる予定です。

松本氏は昨年の12月に前蔵の杜氏を辞し、それ以降、自身の生き方について深く考え続けました。「杜氏の道を続けるべきか」「自分はどのように世の中に貢献できるのか」という疑問に対し、「京都で日本酒を造ることが自分にとっての使命である」という結論に達しました。日本の食と農を支えるという大きな責任を胸に、日本の酒蔵の重要性を実感し、これまでの経験を元に新たな挑戦を決意したとのこと。

松本氏はこれまで多くの飲食店や酒販店、農家の方々と関わってきた中で、彼らの役に立てる仕事をすることの意義を感じてきました。そして、長年育成してきた兵庫県東条産の山田錦や京都の水を使用し、独自の酒造りに挑みます。

新酒リリースに先駆けて、数蔵の協力を得て「武者修業 第二弾」として新たな日本酒の販売も計画されています。松本氏と共に酒造りを志す信頼できる職人たちとのコラボレーションによって生まれるこの逸品には期待が寄せられます。リリースは2022年1月を目指しており、詳細については公式サイトやSNSで発表される予定です。

松本氏の新たな挑戦において支えとなったのは、大先輩の言葉「未来が過去を決める」でした。過去の経験がどうであれ、これからの仕事に全てが凝縮されているというアイデアを胸に、今後の活躍が期待されます。彼の新たな酒蔵「日々醸造」が生み出す日本酒が、どのように私たちの生活に寄与するのか、楽しみに待ちたいところです。

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