CollabNet TeamForgeの日本導入
米国のCollabNet社が提供する「CollabNet TeamForge」が、遂に日本市場での取り扱いを開始しました。これは、ソフトウェア開発の効率を劇的に向上させることを目的とした、業界唯一のSaaS型プラットフォームです。
「CollabNet TeamForge」の特長
このプラットフォームは、大規模なシステム開発に必要なメンテナンスが不要で、オフショア開発や協力会社との協業を行うための分散開発環境に非常に適した機能を備えています。具体的には、ソースコードや課題、文書を一元的に管理できることで、開発プロセスの「見える化」を実現します。これにより、情報の伝達やコミュニケーションが円滑になり、内部統制の強化も図られるのです。
また、上流設計からの一貫したデータ管理により、品質の向上や開発コストの削減といった効果も期待されます。
当社は2008年以降、海外のシステムセンターでこのツールを活用しており、その経験を基に効率的なソフトウェア開発を目指す企業に向けて積極的に販売を進めます。さらに、2008年12月にはCMMIレベル3を達成し、標準化された開発手法に基づくテンプレートの提供も予定しています。
ECMソリューションの第一弾
CollabNet TeamForgeの提供開始は、電気設計や機構設計を含む総合エンジニアリング環境であるECM(Engineering Chain Management)ソリューションの第一弾となります。将来的には、さらなるメニューの追加も計画されています。
ソフトウェア開発の重要性
特に、現在のビジネス環境において、効率的で透明性のあるプロジェクト管理は不可欠となっています。CollabNetは、ソフトウェア開発の現場で利用されているオープンソースの「Subversion」や「Eclipse」との互換性があり、これらのツールを使っている開発者もスムーズに導入できる点が魅力です。
コラボレーションの重要性
CollabNet社は、180万人以上のユーザーに対して分散ソフトウェア開発ソリューションを提供しているリーディングベンダーです。独自の一元管理環境を実現し、遠距離チーム間での効果的なコラボレーションを可能にすることで、ITインフラコストを50%削減、開発効率を20%向上させたという実績もあります。
急速に進化する技術に対応するため、企業は常に新しいソリューションを求めています。これに応える形で、CollabNet TeamForgeは日本企業のニーズにマッチした製品です。すでに多くの世界的な企業にも導入されています。
経営者の期待
コラブネット・ジャパン株式会社のアジアパシフィック・バイスプレジデント、片柴貴之氏は、CollabNet TeamForgeの導入がパナソニック電工ISにとどまらず、広く一般企業にも展開されることを歓迎しています。彼は、同社の提供するソリューションによって製品の価値がさらに高まることに期待を寄せています。
まとめ
CollabNet TeamForgeは、これまでの経験に基づいた最高の機能を集約し、日本のソフトウェア開発シーンに新たな風を吹き込むことでしょう。企業の競争力向上に寄与すると同時に、効率的な開発環境の実現をサポートする強力なツールとして活躍が期待されます。詳細については、
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