エネキコリと提携
2021-10-06 10:00:11

エネキコリと大石燃料が業務提携、未来のエネルギーを共同提案

エネキコリ®と大石燃料の意義ある提携



最近、エネキコリ®が大石燃料と業務提携を結び、太陽光発電とハイブリッド給湯器を中小工務店向けに共同提案を行うことが発表されました。この提携は、2030年までに新築住宅の60%に太陽光発電が搭載されるという政府の目標を受けたもので、特に中小工務店に対するサポートを強化しようとするものです。

提携の背景



太陽光発電の技術は進化を続けている一方で、中小工務店のソーラーパネル搭載率はまだ1割程度にとどまっています。これまで、太陽光発電は新築住宅のコストを上げる「負担」として扱われてきましたが、カーボンニュートラルの重要性が浮き彫りになり、どの工務店も真剣にこの問題に取り組まざるを得ない状況となっています。この業務提携は、地方の中小工務店が、大手ハウスメーカーと同等の競争力を持つためのノウハウを提供しようという試みです。

効率的なエネルギーソリューション



住宅のエネルギー需要の約半分は、給湯などの熱が占めています。そのためエネキコリと大石燃料は、太陽光発電とハイブリッド給湯器の「エコワン」を組み合わせ、屋根で生成した電力を直接使って給湯する提案を行います。これにより、効率的でかつ環境に配慮したエネルギー環境が実現可能になります。

ハイブリッド給湯器「エコワン」



エコワンは、リンナイによって開発されたガスと電気のハイブリッド給湯・暖房システムです。太陽光発電を活用し、貯められた電力を効率よく自家消費することでCO2排出量を削減し、経済的なメリットも享受できます。これから新たに卒FITを迎える家庭にとって、非常に役立つシステムです。

詳しくはRinnaiエコワンの公式サイトをご覧ください。

新たな出発点



この業務提携を実現したのは、エネキコリ®の久米歩氏とアルピニストの大石明弘氏という2人の山男です。「林業」と「登山」という異なる分野から共に自然を愛する二人が出会い、次世代への環境保護のための理念を共有することが、この提携の背景にあります。

エネルギー業界において、ソーラーパネル販売業者とプロパンガス販売業者が業務提携を行うのは非常に珍しいことであり、この新しい連携が中小工務店にとっての競争力を高める一助となることが期待されています。

エネキコリの理念



エネキコリは、「森を育てることは100年先への投資、自然エネルギーへのシフトは未来の子どもたちへのプレゼント」という理念を掲げています。林業と再生可能エネルギーを結びつけることで、地域の地元工務店に対して太陽光発電システムの提案や販売を行っています。詳しくはエネキコリの公式サイトをチェックしてください。

大石燃料について



大石燃料の代表である大石明弘氏は、亜細亜大学山岳部での経験を経て、関わりの深い静岡に戻り、家業のプロパンガス会社を継承しました。静岡の自然の素晴らしさを再確認し、その結果、家庭や地域のエネルギー生活をより良いものにするための活動を行っています。詳細は大石燃料の公式サイトを訪れてください。

企業の背景



株式会社ソマウッドは、静岡県静岡市に本社を置き、2009年に設立されました。林業サービス業や再生可能エネルギー事業を手掛ける企業として、地域貢献を目指しています。公式ウェブサイトはこちらをご覧ください。ソマウッドのウェブサイト

この新しい取り組みがどのように中小工務店や地域社会に広がっていくのか、引き続き注目していきたいと思います。

会社情報

会社名
株式会社ソマウッド
住所
静岡県静岡市清水区布沢243
電話番号

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