『ふきだしくん』が100万人の利用者を獲得
株式会社ティーファブワークスが提供する付箋ツール『ふきだしくん』は、導入からわずか1年4ヶ月の間に、利用者数がなんと100万人を超えました。この驚異的な数字は、今の教育現場におけるICT活用の流れを反映していると言えるでしょう。
ふきだしくんとは?
『ふきだしくん』は、授業中に生徒の意見を瞬時に可視化するための付箋ツールです。特にユニークな点は、ログインやアプリのインストールなしで、誰でも簡単に利用できるという点です。これにより、多くの先生方がすぐに土台を整えられるようになりました。
2020年からGIGAスクール構想の下、1人1台端末の環境が整備されましたが、実際の授業で端末をどう活用するかを悩む教員が多くいました。そこで、育成されたのが『ふきだしくん』です。このツールは、ICTの有用性を実感できる機会を提供し、特に生徒の主体的な学びを促進するために設計されています。
ふきだしくんの特徴
1.
簡単操作: 使うためのアカウント作成やアプリのダウンロードが不要なため、誰でも直感的に操作できます。
2.
快適な利用環境: 低スペック端末でもスムーズに動作し、ネットワークへの負担が最小限に抑えられています。
3.
安心のセキュリティ: 他人の付箋を不正に触れない設計や、生徒個々の意見を見えない状態にすることで、いじめや意見の偏りを防止します。
4.
先生のコントロール: 教員は生徒の画面を一斉に移動させたり、ボードの作成を独自に行うことが可能です。
5.
多様なデバイス対応: PC、タブレット、スマートフォンすべてのデバイスで快適に使用できます。
利用状況と今後の展望
ティーファブワークスは、今後さらなる機能を追加していく予定であり、その一環として、「欲しい機能」の選挙を開催中です。これにより、利用者のニーズを反映しながら進化を続ける運営方針が伺えます。
無料提供の理由
会社の理念として「先生のための工房」を掲げ、教育現場でのICT活用促進にコミットしているティーファブワークスは、その他のツールも無料か手頃な価格で提供しています。この姿勢が、多くの教師や生徒の支持を集める結果となっています。
お問い合わせ
『ふきだしくん』に関する詳細については、株式会社ティーファブワークスの公式サイトやメールでのお問い合わせも受け付けています。これからも教育現場のニーズに応えられるよう、革新を続けていくことが期待されます。
教員が積極的に端末を活用し、生徒たちの学びをより深められるツールとして、『ふきだしくん』は今後も進化していくでしょう。教育現場に新しい風を吹き込むこのサービスの動向に、大いに注目したいところです。