地方医療の未来を見据えた次世代歯科医療のビジョン
地方医療を支える新たな取り組みとして、医療法人新心会グループへの参画が注目されています。この度、尽誠会の新栄町歯科医院を率いる佐久間先生が、地方医療の継続と更なる発展を目指し、新心会グループに参加した背景を深掘りしました。
参画の背景と想い
地方では、医療の後継者問題が長年の課題となっています。佐久間先生もその中の一人であり、自身の子どもが歯科の道を選ばなかったことで、医院の未来について真剣に考えるようになったそうです。「この医院をどうするのか」を考えた結果、他者に託す道としてM&Aが現実的な選択肢として浮上しました。
長年、後継者探しに苦労した佐久間先生は、大学からの歯科医師派遣も試みたものの、ターゲットであった大学が人手不足のため断念。そこで、医院を「終わらせない選択肢」として新心会グループとの接触を試みました。スムーズな対応をしてくれた仲介会社の担当者の助けを借り、佐久間先生は新心会と出会いました。
新心会との初対面
初めて冨田理事長と顔を合わせた時には、出身地が同じであることに驚き、親近感を抱いたそうです。冨田理事長の診療現場に立ち続ける姿勢を見て、経営者でありながら現場での実践を重視していることに強い信頼を寄せました。「日本で一番大きな歯科グループをつくりたい」という理事長の言葉に、佐久間先生は共鳴し、自らの目指す医療と一致する部分を感じて参画を決意しました。
新潟エリアでの役割
新潟院の拡大計画において、医療のクオリティを無理なく保つシステム作りに関与することを目指しています。マイクロスコープによる診療で精度を向上させつつ、教育にも貢献したいと考えています。医療の質を均一化し、どの医院でも高水準の治療が受けられる体制を整えることが長期的な目標です。
教育と人材育成の新しい形
新心会グループには多くの医院が存在しており、佐久間先生は全国規模での教育体制を構築したいと考えています。オンラインでの症例発表や勉強会を通じて、距離に関わらず若手医師に実践的な知識と技術を提供することが可能になります。マイクロスコープの映像を共有し、臨床の背後にある判断プロセスを学べることを強調しました。
臨床と教育のバランス
新心会への参画後、佐久間先生は経営や事務に関する負担を法人に預け、実際の診療と教育に集中できるようになったと語ります。これによって、質の高い医療を提供するための環境が整ったと感じています。地方の開業医に向けてのメッセージとして、「一人で背負わなくてもいい」という現実的な選択肢を示したいとの思いもあります。
未来に向けて
患者やスタッフ、そして未来の歯科医師へ向けて、安心できる医療環境を維持することが重要だと強調する佐久間先生。自身のマイクロスコープを用いた治療を通じて、精密で質の高い診療体制を全国に広げることが彼の夢です。最後に、「楽しみながら全力で取り組む姿勢」を持つ大切さを再確認し、今後の活動へ意欲を見せました。