岡山理科大学が贈るワクワクサイエンスショー
8月22日と23日の2日間、岡山駅前の岡山高島屋で「ワクワクサイエンスショー」が開催され、約700人の家族連れが訪問しました。このイベントは、夏休みを利用して子どもたちに科学の魅力を伝えることを目的としており、多彩なテーマで構成されたステージショーが行われました。
充実したイベント内容
ショー初日は、以下の4つのテーマでプログラムが展開されました。
1.
発見!びっくり科学のおもちゃ大集合!
2.
アリとおしゃべりしてみる?
3.
親子で学ぶ命を守る救命体験~AEDってどんな機械?~
4.
すごいぞ!空気の力でサイエンスショー!
これに引き続き、2日目には「すごいぞ!空気の力でサイエンスショー」に加え、「石や砂で自由研究Ⅲ―火山灰からの贈り物編―」など、より深い知識を持つ内容が用意され、参加者たちは科学を楽しんでいました。
大盛況の開幕
イベントは岡山高島屋の岡憲史社長兼店長による挨拶でスタートしました。彼は「前回のイベントが好評だったので、今回は家族での会話が生まれることを期待しています」と述べました。そして、岡山理科大学の平野博之学長は、「参加者全員がワクワクする体験を持ち帰れるように、みんなで頑張りましょう」と参加者にエールを送りました。
科学の発見と共感
参加した子どもたちは、科学のおもちゃ「エナジースティック」を使って通電効果を試したり、動物学科の村上貴弘教授のアリに関する話に興味津々で耳を傾けたりしていました。また、救命体験では、心臓マッサージの方法を学び、実践することができました。会場では科学ボランティアリーダーが空気の力を利用したサイエンスショーを行い、その後、子どもたちは自分たちで空気砲を発射して楽しむ姿が見られました。
家族での楽しみ方
来場者たちは、立体アート作りに参加したり、アリとの対話を楽しんだりしながら、科学に触れる貴重な体験をしていました。その他、2日目には「穴あき分子の模型作り」のワークショップにも挑戦し、科学への理解を深める機会が設けられました。
このイベントを通じて、多くの参加者が科学の楽しさを実感し、家族で楽しいひと時を過ごした様子が伺えました。今後も地域と共に成長していく岡山理科大学の取り組みに、引き続き注目していきたいと思います。