災害対策の新提案
2011-09-05 17:50:01

キリンが提唱する災害時の水ストックの日「スマートストック」

「スマートストックの日」とは



キリンビバレッジ株式会社のグループ会社であるキリンMCダノンウォーターズが、9月6日を「スマートストックの日」として制定しました。この活動の目的は、災害時に必要な水や食材を適切にストックすることを啓発し、無駄な買い占めを防ぐことです。

背景



東日本大震災から約半年が経過した2023年、震災を機に多くの人が対策を考え始めた時期を利用し、あらためて水と食べ物のストック量を見直す重要性が浮き彫りになりました。2011年3月11日、地震や津波の影響でライフラインがストップし、東京都をはじめとする広範囲でミネラルウォーターの買い占めが発生しました。この混乱を受け、キリンでは「スマートストック」を推進する運動をスタートさせることにしました。

スマートストックの考え方



「スマートストック」とは、災害が発生した際に、必要以上の水分を買い占めることを防ぐため、日頃から自分たちに必要な水や食料の量を把握し、適切に備蓄することを提案する考え方です。この取り組みにより、無駄な購入を減らし、合理的に生活を整えることが目指されています。

定めた記念日



9月6日は「くまなくむだなく」という語呂合わせから選ばれ、無駄な買い占めをせず、自分たちに必要な量を正しく理解し、備えることの重要性が啓発されます。この日が制定されたことにより、より多くの人々が災害への備えを見直すきっかけとなることが期待されています。

啓発活動



この啓発活動の一環として、キリンではオリジナルの「スマートストック」ロゴを制作し、店頭やWEBサイトでのプロモーションを行います。具体的には、販促ツールとして使用されるオリジナルのPOPを作成し、災害時に備えるための推奨ストック量を家族構成をもとにわかりやすく示す予定です。

例として、大人2名と子供1名からなる3人家族の備蓄基準を明記し、無洗米や水の具体的な必要量が記載されます。また、公式HPでは「スマートストック」の概念を詳しく解説するコンテンツを掲載することで、多くの消費者に理解を促進する狙いです。

商品情報



さて、キリンが自信を持って提供する「キリン アルカリイオンの水」は、富士山が生んだ天然水を使用し、口あたりがまろやかな仕上がりが特長です。容量は2Lと500mlのペットボトルがあり、この商品は水分補給に加え、コーヒーや料理など多様なシーンで活用されています。家庭の健康をサポートするこの水が、災害時の間違いない備えとしても役立つことが期待されています。

このように、キリンMCダノンウォーターズは、災害時に対処するだけでなく、日常の水分補給についても広く啓発し、健やかな生活を送るためのサポートを続けています。

会社情報

会社名
キリンビバレッジ株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前6-26-1キリン原宿本社ビル
電話番号

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