メタバースで写真撮影!プリ機アセット『メタプリ』が企業・自治体向けに提供開始
株式会社メタバースクリエイターズは、VRChatなどのメタバース内でアバターを使った記念写真を撮影できるプリ機アセット『メタプリ』を開発し、企業や自治体向けに提供開始しました。
『メタプリ』は、企業や自治体のVRChatワールドにコラボプリ機として導入することで、メタバースでの集客や収益化の機会を創出します。
コラボ導入の第一弾として、VRChatの「Anique Museum」内に『serial experiments lain』コラボプリ機が設置され、ユーザーは無料で利用できます。
メタバースでの写真撮影ニーズに着目
メタバースクリエイターズは、VRChatやRoblox、ZEPETOなどのメタバースで活躍するトップクリエイターが集結した企業です。
同社は、メタバース内でユーザーがアバターで特別な記念写真を撮影したいというニーズに着目し、『メタプリ』を開発しました。
『メタプリ』は、ワールド内に設置することで、ユーザーが簡単に自身のアバターの写真を撮影でき、生成した画像をSNSなどに投稿することで、ワールドの認知拡大や集客効果が期待できます。
また、テンプレートを変更することで様々なシーンの画像が生成できるため、観光地や企業のブランド、キャラクターなど、様々なコラボレーションが可能です。
開発背景:メタバースでの写真撮影ニーズの高まり
メタバース内では、アバターはユーザーのアイデンティティそのものです。物理世界と同様に、もしくはそれ以上に「自分」の写真を多くの人に見てもらいたいという欲求があります。
メタバースクリエイターズは、2024年5月に提携する米国のアバターECサービス・AvatownのVRChatワールド『The Avatar Studio』を制作し、国内外のユーザーから大きな反響を得ました。このことから、VRChatなどのメタバース内で手軽にアバターの写真を撮影したいというニーズの大きさを確信しました。
さらに、物理世界でも、観光地やイベント会場などでオリジナル背景やキャラクターと一緒に記念写真が撮れるプリ機は根強い人気があります。
メタバースクリエイターズは、これらのニーズを背景に、メタバース内に簡単に設置でき、画像合成機能を活用しさまざまなコラボ写真の撮影が可能なプリ機があれば、メタバースの体験をさらに楽しく、思い出に残る体験にできるのではないかと考え、『メタプリ』を開発しました。
『serial experiments lain』コラボプリ機が第一弾
Anique社のVRChatのワールド『Anique Museum』内で開催されている「Weird展 ようこそ、ワイヤードへ。」会場に、2024年7月7日20時より『serial experiments lain』コラボプリ機が設置されます。
ワールドを訪れたユーザーはプリ機を無料で利用することができ、簡単な操作でアニメのシーンに入り込み、あたかも登場人物の一人になったような画像を生成できます。
今後の展望:メタバースでの新たな収益モデル
メタバースクリエイターズは、『メタプリ』を様々なIPや企業、自治体とコラボさせ、多くのワールドに導入していく予定です。
また、本プリ機で撮影した画像を実際のシールとしてプリントできる仕組みやプレミアムフレームなどの機能を一部有料で提供することも計画しており、メタバースでの新たな収益モデルを開拓していくとしています。
さらに、RobloxなどVRChat以外のメタバースプラットフォームでも同様の仕組みを順次公開していく予定です。
メタバースクリエイターズは、今後も多くの企業や自治体とコラボしながら、メタバースでの生活を物理世界以上に楽しくする仕組みやコンテンツを企画・開発し、世界に向けて届けてまいります。