マイクロカテーテルの新展開
2026-04-24 11:15:22

住友ベークライトがマイクロカテーテル生産設備を増設へ

住友ベークライトの新たな取り組み



住友ベークライト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鍜治屋 伸一)は、近年の医療現場における血管内治療の需要増加に対応するため、秋田住友ベーク株式会社においてステアリングマイクロカテーテルの生産設備を増設することを発表しました。この新たな生産設備は、2026年4月に導入準備を開始し、2027年2月には稼働を開始する予定です。

ステアリングマイクロカテーテルとは



このステアリングマイクロカテーテルは、手元の操作により先端の方向を自由に制御できる特長を持つ医療機器です。2016年に販売を開始して以来、国内外の医療現場で臨床実績を積み重ねてきました。特に、高齢化社会に伴い、動脈硬化や血管狭窄などの血管疾患が増加している中、低侵襲な治療法としての需要が高まっています。低侵襲治療は患者の身体的負担を軽減し、入院期間の短縮や生活の質の向上を図れる方法として、ますます重要視されています。

マイクロカテーテルの役割



マイクロカテーテルは、脳血管、腹部、末梢血管など、幅広い部位で使用される重要な医療デバイスです。特に、複雑な血管構造を持つ症例においては、性能要求が高まっています。従来のカテーテルではアプローチが難しかった高度屈曲の血管や複雑な血管分岐への挿入が容易になるため、医療現場での使用が増えています。

ステアリングマイクロカテーテルの利点



この新型のマイクロカテーテルは、先端が可動することで、目的の血管に容易に到達できるよう設計されています。特に肝細胞癌に対する塞栓術や脳動脈瘤の治療など、さまざまな疾患の治療に対応可能です。この機能により、医師の操作負担を軽減し、手技時間の短縮に貢献します。透視時間や造影回数の減少も期待され、患者や医療従事者の被ばく量を削減する効果もあります。

生産設備増設の背景



今回の設備増設は、継続的に成長する需要に対応し、医療機関への安定供給を確保するための重要なステップです。市場においては米国や中国を中心に需要が拡大しており、これにより生産能力も大きく向上すると予測されています。2027年度には2025年度比で200%の生産増を目指しています。

今後の展望



住友ベークライトグループは、低侵襲治療における医療ニーズの変化に応えるため、さらなる製品開発と供給に注力しています。今回の設備増設は、より安全で質の高い医療提供に向けた取り組みの一環であり、教育やサービスの提供でも患者と医療従事者のニーズに応え続けます。

お問い合わせ



製品については、SBカワスミ株式会社の国内営業本部エンドバスキュラー製品営業部までご問い合わせください。電話番号は03-5462-4824、または公式ウェブサイトからのお問合せフォームもご利用いただけます。


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会社情報

会社名
住友ベークライト株式会社
住所
東京都品川区東品川二丁目5番8号 天王洲パークサイドビル
電話番号
03-5462-4111

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