住友林業、技能五輪全国大会で輝く
住友林業株式会社の100%子会社、住友林業ホームエンジニアリングが、愛知県で開催された「第62回技能五輪全国大会」で素晴らしい成果を収めました。建築大工職種部門では、逸見海成選手が見事金賞を受賞し、同部門では3年連続の受賞となりました。この完璧な栄誉は、日々の鍛錬によるものです。
大会の概要と参加者
g観んK、技能五輪全国大会は1963年に始まり、若者の技能向上を促進するきっかけとして毎年開催されています。今年の大会は11月22日から25日まで、愛知県内の13会場で行われ、41職種から976名が参加しました。住友林業からは建築大工職種に9名、左官職種に2名が出場し、それぞれの専門技術を駆使して技能を競い合いました。
住友林業の技能職選手たち
この大会での受賞者は、企業内訓練校である住友林業建築技術専門校を修了した技能職社員です。この専門校は1988年に設立され、これまでに1,650名以上の技能者を育成してきました。
建築大工職種部門の受賞者たち
- - 金賞: 逸見海成(HE埼玉事業部)
- - 銀賞: 德廣正太朗(HE京阪神事業部)
- - 銅賞: 照屋林洸(HE東京事業部)
- - 敢闘賞: それぞれの選手たちも素晴らしい技術を駆使し、競技に臨みました。
左官職種部門の受賞者
- - 銀賞: 新藏夕姫(HE東海事業部)
- - 銅賞: 溝江橙生(HE九州事業部)
専門校の特色と育成方針
住友林業建築技術専門校では、「心・技・体のバランスの取れた技能者の育成」を理念に、しっかりとした基礎知識と技能を身に付ける教育プログラムを展開しています。このような教育方針を元に育成された選手たちは、現場での実践経験を経て技能五輪に挑むため、大会でも高いパフォーマンスを発揮できるのです。
未来への展望
住友林業グループは今後も職人の高齢化や人手不足の問題を解決するため、新たな技術を持った技能者の育成に取り組んでいきます。特に、2023年には女子寮の拡充を行い、さらなる多様な人材を迎え入れる準備をしています。2024年には男女合わせて約100名の受け入れを予定しており、技能者の育成を一層強化していく方針です。
住友林業について
住友林業は、東京都を本拠地とする住宅メーカーで、全国に展開する技術力の高い工務店として知られています。高品質の木造住宅を提供しながら、その施工を担う職人の技術向上にも積極的に関与しています。技能五輪を通じて得られた知識と技術を、今後の家づくりに生かしていくことで、顧客に安心・安全な住まいを提供し続けることを目指しています。
住友林業の取り組みは、技能の重要性を広め、質の高い家づくりに貢献するものとして、今後も注目され続けるに違いありません。