地域課題解決に向けた動きが始まる
株式会社UPSIDERは近日、ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)を活用した新たな地域課題解決のための『自治体共創ファンド』を設立しました。このファンドは、株式会社PoliPoliとの共同プロジェクトとして立ち上がり、第一号案件として山形県西川町と連携し、関係人口の増加を図るための実証プロジェクトが開始されます。
このプレス発表は2024年10月28日(月)に東京都内で行われ、山形県西川町の菅野町長やタイミー社の役員、PoliPoli社の代表らが出席。UPSIDERの水野代表がこのプロジェクトの意義や展望について述べました。この新しいファンドは地方自治体が抱える課題を支援し、地域の活性化を目指すものです。
自治体共創ファンドのラインナップ
『自治体共創ファンド』は、地域の課題解決を目指した事業モデルで、資金の提供はPoliPoli社を中心に行われます。また、地方自治体と民間企業の協業を通して、新しい政策の実現をサポートし、地域に根差した活動の創出を狙っています。具体的には、実証事業から政策反映までの流れを全てのステークホルダーが共有し推進することが求められます。ここにUPSIDERのスタートアップや資金提供者がブレンドされることで、より強力な地域課題の解決が期待されます。
山形県西川町での体験就労プロジェクト
本プロジェクトの第1号案件として、2024年11月12日(火)から18日(月)にかけて、山形県西川町で「体験就労・体験移住」プログラムが開催されます。このプログラムでは、タイミー社が提供する「タイミートラベル」を通じて、参加者が実際に地域での就業を体験することができる機会を設けています。
プログラムは以下のスケジュールで行われます。
- - 11月12日(火) - 移動日
- - 11月13日(水)〜16日(土) - 各事業者での就業日
- - 11月17日(日) - 地域観光(コーディネーター付き)
- - 11月18日(月) - 菅野町長とのワークショップ
参加者は旅館での客室清掃や、農作業など多彩な仕事の機会を持つことができ、地域の文化や人々との交流を楽しむことができるでしょう。具体的な業務には、歴史ある旅館での業務や、地域農家での農作業が含まれます。これにより、関係人口の増加を図るとともに、地域の魅力や潜在能力を体験的に学ぶことができるのです。
UPSIDERの地域課題解決への思い
UPSIDERは「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションのもと、企業の資金面での挑戦をサポートしてきましたが、近年は地域課題への取り組みにも力を入れています。地域に根ざした Solutions を通じて、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
UPSIDERの法人カード「UPSIDER」は中小企業を対象に、限度額の引き上げや会計処理の簡略化を行っており、特に高い利用率を誇ります。このような製品や取り組みが地域の企業を支えることで、地域全体の競争力向上に寄与することがUPSIDERの目指すところです。
新たな未来を共に創るために
UPSIDERは自治体の問題解決に積極的に取り組む姿勢を持ち、多様なチャネルを通じて地域に寄り添ったサービスを展開していくことを約束しています。今回のファンドによって、地域住民、企業、自治体の三者が共同し、持続可能な未来へのステップを築いていけることが期待されています。
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