新作イマーシブシアター『-記憶の質屋- ほの灯り堂』
2026年の春、神楽坂の街を舞台にした新たなイマーシブシアター『-記憶の質屋- ほの灯り堂』の本公演が開催されることが決まりました。この作品は、没入型体験エンターテイメントを手がけるムケイチョウコクが、株式会社NO MOREやロングランプランニング株式会社と協力し、地域観光とアートの融合を目指して制作されています。
プレ公演の詳細
2026年2月5日から8日まで、神楽坂エリアでプレ公演を行い、そのチケットは12月20日からカンフェティにて販売が開始されます。本公演は2026年4月下旬から5月上旬にかけて行われる予定です。
物語の体験
観客は物語の中心人物として参加し、GPS連動の音声ARアプリ「Locatone」を通じて神楽坂の街を歩きます。そこでは、歴史上の人物たちにインスパイアされたキャラクターと出会い、時には対話を交えながら物語を進めます。これにより、参加者は自らの過去や思い出と向き合うことができる素晴らしい体験が得られます。
地域観光との連携
本作は、神楽坂の魅力を再発見させることを目指しており、単なる観光ガイドとは異なる、深いストーリー体験を提供します。演劇観賞が少ない層を取り込み、新たな演劇ファンの開拓を目指します。将来的には、他の地域でも同様の試みが行われる可能性もあります。
作品の背景
物語の舞台となる「ほの灯り堂」は、記憶を専門に扱う不思議な質屋。街に必要とされる人々の前に現れ、彼らの記憶を取り扱います。参加者は泉鏡花や古賀政男など、神楽坂に関連の深い文豪や音楽家たちと共に物語を進めます。この独特な体験が、心を動かすドラマを提供するのです。
公演概要とチケット
- - 会場: 学校跡地の飯田橋でっかいレンタルスペースなど、神楽坂周辺
- - 上演期間: プレ公演 2026年2月5日~8日 / 本公演 2026年4月下旬~5月上旬
- - 上演時間: 約90分、定員は各回20名。
- - 出演者: 内山智絵、AGATA、大塚由祈子ほか
- - チケット料金: 5,200円(税込)、オープンイヤーイヤホンの貸出料金を含む。
このイマーシブシアターは、観客に新たな経験を提供し、演劇の理解を深めさせる絶好の機会です。ぜひこのユニークな体験を通じて神楽坂の魅力を体感してください。
企画の背景とムケイチョウコク
ムケイチョウコクは、2022年に設立され、イマーシブシアターの創作を通じて人々と物語の深い絆を育むことに情熱を注いでいます。物語を通じた没入体験を提供することで、観客に「他者を想像する優しさ」や「世界の美しさ」を再発見させることを目指しています。
ソニーの音声ARアプリLocatone
本作の魅力を引き立てるのが、ソニーの技術を駆使した音声ARアプリ「Locatone」です。位置情報に応じて、参加者が各スポットに近づくと自動的に音声や音楽が流れ、現実と仮想が交錯する新感覚の体験を提供します。
新作『-記憶の質屋- ほの灯り堂』が、公演日を迎えるのを心待ちにしています!