薬機法・景表法違反の広告実態を明らかにした定期調査結果
調査の概要
株式会社REGAL CORE(東京都渋谷区)は、薬機法や景品表示法に違反する可能性のある広告表現を適宜調査し、成果を事業者に報告しています。この度、2025年7月から8月にかけて、定期的に行っている調査結果が公表されました。調査対象は、複数のWEBメディアで配信されている広告記事LP(ランディングページ)です。
調査の目的
この調査の主な目的は、薬機法や景表法に引っかかるような表現を監視し、適切な広告表現の普及を目指すことです。広告表現が法令に準拠しているかを審査することで、消費者を不当に影響を及ぼさないよう努める狙いがあります。
調査方法
調査では、任意に選ばれたWEBメディアの広告商品に焦点を当て、記事LPの訴求内容を評価しました。半月ごとに実施されたこの調査では、法令違反の可能性がある該当表現を厳格に取り上げています。
調査結果
今回の調査でも、過去に指摘した内容と同じく、様々な法令に違反する広告表現が確認されました。特に以下のような問題点が挙げられます。
1.
医薬品の効果を謳う表現: 健康食品に類する商材に関して、医薬品的な効能効果を示唆する広告が散見されました。例えば、「必ず痩せられる」「若見え」などは、消費者に誤解を与える表現です。
2.
効果を誇張する広告: 健康状態や身体機能に対して、科学的根拠がない表現や過度の効果を謳う広告がみられました。特に、「飲むだけで痩せる」や「3週間で劇的に変わる」という表現は問題視されています。
3.
機能性食品の誤表現: 視力改善を主張する広告で、「眼鏡が不要になる」といった表現がありましたが、これは過剰な期待を持たせる内容とされています。
違反例の具体的な記述
以下にいくつか具体的な違反表現の例を示します。
- - 「飲むだけで男性機能を爆上げ」や「胸がムチムチに」という表示は、医薬品としての効能を不適切に宣伝していると考えられています。
- - また、肌に関連する商品では、シミが完全に消えると謳ったり、「永久脱毛」「再生促進」などを称する広告も見受けられました。
今後の取り組み
当社は2022年から調査方法を見直し、改善を続けています。広告表現の適正化に向けて、引き続き調査を行い、報告内容を随時更新していく予定です。事業者に対しても、修正に向けた取り組みを促している状況です。
会社情報
株式会社REGAL COREは、広告表現における法令遵守を目指すリーガルチェック事業を展開しており、設立以来、持続可能な広告環境の確立に向けて尽力しています。
所在地は東京都渋谷区、代表取締役は田之上隼人氏です。詳細は
こちらのウェブサイトをご覧ください。