高齢者介護従事者に向けた新型コロナ対策セミナーのご案内
2021年10月3日、感染症専門家の岡田晴恵先生を招いたオンラインセミナーが開催されました。このセミナーは、高齢者介護に従事する専門家を対象に、新型コロナウイルスの最新情報や対策についての知識を深める機会とされました。
新型コロナウイルスの新しい波が迫る中、高齢者介護の現場では特に注意が求められています。介護施設においては、入居者の生活環境に密接に関わるため、感染者が確認された場合、すぐにクラスターが発生する危険性があります。このため、岡田教授の指導のもと、参加者たちは実践的な予防策を学ぶ貴重な機会を得ました。
セミナーのプログラム内容
1. 新型コロナウイルスに関する最新情報
このセクションでは、従来株から最新の変異株までの特徴や、それぞれの対策について詳しく解説がありました。特に冬に向けての新たな感染兆候や予防策の重要性が強調されました。
2. ウイルス予防の新常識
感染予防の基本に加え、環境そのものをどのように管理するかが説明され、「空間予防」の重要性が再認識されました。また、ワクチンの効果や持続性についても議論され、高齢者に対するワクチン接種の重要性が強調されました。
3. 介護サービスにおける感染症対策
介護サービスの現場では、入退所時のPCR検査や「水際対策」の徹底が求められます。この部分では、感染者や濃厚接触者が発生した場合の具体的な対策も取り上げられました。実際の現場で役立つ情報が共有され、参加者たちは真剣に耳を傾けました。
4. メディアが語らない感染症の真実
最後に、メディアが報じることの少ない感染症の実情に関する情報が提供され、高齢者向けの具体的な対策や注意点についても言及されました。他では得られない貴重な知見が共有され、参加者たちは新たな視点を得ることができたようです。
お申し込み方法
このオンラインセミナーは完全無料で、高齢者介護に関わる専門職の方々に向けて開かれています。興味のある方は特設ページから申し込みができます。特設ページへのリンクは
こちらです。
講師プロフィール
岡田晴恵教授は、白鷗大学教育学部で教鞭をとっており、感染免疫学および公衆衛生学が専門です。豊富な研究実績を誇り、新型コロナウイルスに対する理解を深めるために多くの著作も手掛けています。『新型コロナ自宅療養完全マニュアル』などの著書に加え、他の多くのメディアにも登場し、広く認識されています。
このセミナーは、介護従事者にとって非常に有意義な機会となり、高齢者の健康を守るための一助となることが期待されています。さらに、善光会は持続可能な介護事業モデルの確立に向けて、今後も多くの団体との連携を図っていく意向を示しています。