宮城県大和町がリユース事業で「おいくら」と提携し循環型社会を促進

宮城県大和町とリユース事業の新たな展開

宮城県大和町（町長：浅野俊彦）は、株式会社マーケットエンタープライズ（代表取締役社長：小林泰士）と連携し、新たなリユース事業を立ち上げることとなり、2025年9月29日からその活動を開始します。この提携により、「おいくら」というリユースプラットフォームを使用して、町の不要品を再利用する仕組みを導入し、廃棄物の削減を目指します。

リユースへの期待と背景

大和町では、不要品がごみとして捨てられる中、その中にはリユース可能なアイテムが数多く存在する現実が課題として浮上していました。ごみ処理費用の増加も問題視されており、町では住民に向けた新しいリユース施策が求められていました。一方で、マーケットエンタープライズも持続可能な社会を実現するための活動を展開しており、両者のニーズが重なったことから今回の提携が実現しました。

「おいくら」とは

「おいくら」は、不要品を査定し、全国の加盟リユースショップに一括で査定依頼できる便利なプラットフォームです。156万人以上の利用者から好評を得ており、その手軽さから多くの人々が活用しています。利用者が自宅の中で不要品の査定を依頼し、価格を比較・売却できる仕組みを提供します。

大和町におけるリユース促進の具体的方法

大和町では、従来の粗大ごみの回収方法に加え、「おいくら」の出張買取サービスを活用することにより、町民が自宅にいながら簡単に大型品や重いものでも売却できるようになります。また、これまで回収されていなかった家電製品も、状態が良ければ買取が可能です。この新たな取り組みにより、不要品の迅速な売却とリユースの普及が期待されます。