親子の就活意識調査
2024-08-30 17:32:53

親と子の就職活動意識調査から見える新たな傾向とは

親と子の就職活動に関する意識調査



株式会社ABABAは、2023年度卒業・2024年度卒業予定の就職活動経験者とその親を対象に、就職活動への意識調査を実施しました。調査対象は300名の就職活動経験者(子世代)と300名の親(親世代)であり、両世代の意識や求めるサポートのスタンスに関するデータが得られました。

調査の背景


今の時代、親が就職活動に関与することは珍しくなくなりました。「オヤオリ」や「オヤカク」という言葉がそれを物語っています。調査の目的は、就職活動における親と子の本音を明らかにすることにあります。

調査の結果


親の関与に対する意識


調査によると、親世代と子世代の関与に対する意見はほぼ均等でした。子世代の51.7%が親のサポートを希望し、48.3%が逆に関与を避けたいと考えています。一方、親世代も「関与したい」という意見が半分以上あり、サポートを求める意識が共通していることがわかりました。

サポートを求める理由


子世代に対する調査では、「自分一人で決断するのが不安」という意見が58.7%に達しました。また、「アドバイスが欲しい」という声も多く、自分の力だけでは心許ないという実情が浮き彫りになりました。

一方、親世代は「子どもの考えを知りたいため」「失敗を防ぎたい」といった理由から積極的に関与したいと考えています。特に、親は子どもが受ける企業に関する情報を得ることに強い関心を寄せているようです。

就職活動への具体的な関与


両世代ともに、セミナーや講義への参加を希望する声が目立ちました。子世代の36.8%が「企業の就活説明会に親に参加して欲しい」と回答。親世代も同様に、子どもの大学で開催される就職説明会に参加したいと考えています。

経済的サポート


経済的な支援について、子世代の多くが「リクルートスーツの購入費」や「選考会場への送迎」を望んでいることが分かりました。また、親世代からは「10万円以上~20万円未満の支援ができる」という回答が多数を占めました。

自立意識の高まり


自分の力で就職を決めたいという子世代の意識が高まっています。「自分の就職先は自分で決めたい」という回答が44.1%を記録し、親に対して恥ずかしい思いをしたくないという意識も見えます。この結果は、親も子どもに自立をしてほしいという願いが強いことを反映しています。

転職に対する考え


子世代の43.3%が「キャリアアップのために転職を考えている」と回答し、これに対して親世代も賛同しています。親も「できれば一社に長く勤めて欲しい」と思いながらも、キャリアアップに理解を示す傾向がありました。

まとめ


この調査を通じて、親と子の就職活動に対する意識の共通点と相違点が明らかになりました。親は子どもの安定した就職を願う一方で、子どもは自分の力で道を切り開きたいという思いを抱いていることが分かりました。今後の就職活動は、両世代の協力のもとで進化していくのかもしれません。


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会社情報

会社名
株式会社ABABA
住所
大阪府吹田市古江台3-1-33F
電話番号
03-4570-0067

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