未来街づくりプロジェクト
2021-12-27 09:00:03
小学生が企業と共に未来の街を創るプロジェクトが東京で始動
小学生起業家たちが描く未来の街
2022年1月16日から3月20日までの期間、東京のパナソニックセンターで新しいプロジェクト『HELLO! 'ヘンテコ' FuTuRe’s TOWN 2022』が開催されます。このプロジェクトは、30人の小学生が企業と協力して未来のまちづくりを行うというユニークな取り組みで、特に注目されています。
プロジェクトの目的
このプロジェクトの背景には、AIなどに職業が代替される未来が迫っているという現実があります。専門家の予測によれば、15年後には現在の職業の約50%がAIによって置き換わる可能性が高いと言われています。この変化に対応するためには、子どもたちに「0から1を生み出す力」、つまり独創的なアイデアを生む能力が必要とされています。そこで、小学生たちが自身のアイデアを実際のビジネスに結びつけることを目的とした起業プログラムが実施されることになりました。
起業体験プログラムの内容
参加する小学生たちは、約3か月の間にさまざまな企業と連携しながら、実際の店舗開設を目指して活動します。プログラムでは「ミライの仕事を生み出す」ことをテーマに、創業計画書の作成やデザインの考案、さらにはCMの制作プロセスなど、本格的な起業体験を提供します。これにより、参加者がビジネスの方法を学びながら、クリエイティブな発想力を育むことを目指しています。
イベント詳細
イベントは、2022年3月19日と20日に開催される予定で、特に注目されているのは親子での参加が可能な点です。来場者数は合計でおよそ1000名を見込んでおり、小学生の参加費は無料であるため、より多くの家族がこの経験を楽しむことができます。会場は、国際展示場駅近くのパナソニッククリエイティブミュージアムAkeruEで行われ、様々な体験が用意されています。
企業パートナーの募集
このプロジェクトでは、企業、学校、自治体に対してパートナーシップを募集しています。人材の育成やSDGsの取り組みなど、さまざまな視点から参加企業がこのプロジェクトに連携し、共に未来の人材を育成していく機会が提供されます。興味がある企業や団体は、事前に説明会に参加することが推奨されています。
株式会社ミライLABOの役割
この取り組みを主催する株式会社ミライLABOは、「世界を、もっとカラフルに。」をミッションに掲げ、子どもたちが未来の力を身につけることを目指しています。2016年に設立された同社は、約10,000組の親子に向けて多様な教育プログラムを提供しており、特に「ミライデザイン手帳」の開発などで注目を集めています。彼らの専門性を活かし、子どもたちの創造力をサポートするこのプロジェクトに期待が寄せられています。
このプロジェクトは、未来の起業家を育てるだけでなく、参加する企業や地域社会にも新たな視点を提供することが期待されており、まさに次世代のまちづくりの第一歩と言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ミライLABO
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-29-9めぐみハイマンション102
- 電話番号
-
03-6451-1505