更年期サポートアプリ「Beauty Venue」の革新
日本美容創生株式会社が提供する更年期サポートアプリ「Beauty Venue」は、2024年11月から全国の美容室で導入される新しい機能を発表しました。この新機能では、美容室で受けることができる「女性ホルモン値検査キット」と連携を図り、より多くの女性に対してサポートを提供することを目指しています。
「Beauty Venue」とは?
「Beauty Venue」は、更年期障害の辛さを軽減するサポートをするために設計されたアプリです。アプリ内では、ユーザーが自身の症状を評価できる「簡略化更年期指数(SMI)」を用いたセルフチェック機能があり、利用者は地域の婦人科を簡単に探し、対面診療やオンライン診療を行うことができます。さらに、2025年4月より新たに追加される機能では、美容室で受ける「女性ホルモン値検査キット」『Menor HAIR SCAN』との連携が開始されます。
新機能の重要性
この連携により、美容室は単なる美容サービスを提供する場所から、健康相談ができる「まちの保健室」に発展します。2024年11月より導入される『Menor HAIR SCAN』は、病院に行かずに、施術の際にカットした髪の毛を利用してホルモン値を測定できます。手軽に利用できるこの新しい検査は、利用者に痛みを伴うことなく、通院の必要もありません。
検査結果の管理と活用
検査結果は、利用者の指定したメールアドレスに送信される他、2025年4月からは「Beauty Venue」アプリ内でも確認できるようになります。この機能を使うことで、利用者は自身のホルモン値をより直感的に把握し、体調の変化を客観的に管理できるようになります。また、この情報を基に医療機関への受診を考慮することが可能になります。
アプリのさらなる可能性
「Beauty Venue」を通じて、女性の生活をより充実したものにするための新しい試みが展開されます。アプリは更年期症状を簡易的に評価し、利用者が自己の健康状態を把握する手助けをしてくれます。これは、日々の生活を豊かにし、必要な医療サポートへのアクセスも容易にします。
大阪万博での出展
この取り組みは、大阪産業局主催の「HeCNOS AWARD」を受賞したことを受け、2025年に開催される日本国際博覧会において、大阪ヘルスケアパビリオンに出展されることが決まりました。ここでは、未来の美容室として、健康相談ができる美容師の育成や、簡単にホルモン値を測定できるサービスの提供を通じて、女性の健康をトータルにサポートする姿が紹介される予定です。
地域社会との連携
美容室が地域のコミュニティにおいて重要な役割を果たすことを目指している日本美容創生は、地域の医療と美容を結びつける「美容室はまちの保健室」という新たな価値を提供しています。これにより、地域社会での健康意識の向上とともに、持続可能で健康な町づくりに寄与できることを目指しています。
最後に
「Beauty Venue」は更年期女性に新たな選択肢を提供し、より良い生活をサポートするアプリとして進化を続けています。新機能とともに、是非お試しください。