中高生の創造力を育む「テクリエさぎのみや」が1周年
東京都中野区にある中高生向けのクリエイティブハブ「テクリエさぎのみや」は、2026年2月をもって開所から1周年を迎えます。このクリエイティブハブは、認定NPO法人CLACKが運営しており、「明日もやりたい」ことが見つかる場というコンセプトのもとで運営されています。
イベントと成果
1年間で、テクリエさぎのみやには延べ1,750人の中高生が訪れ、デジタル技術やものづくりに挑戦してきました。この施設は、デジタル機材や環境を無料で提供し、3DプリンターやVR機材、動画編集、デザイン、プログラミングなどの創作活動をサポートしています。このような取り組みは地域の中高生にとって、日常的な居場所としてすっかり定着しています。
特に注目すべきは、開所からの1年間で60回のワークショップや地域企業とのコラボイベントを実施し、25団体の視察も受けたことです。これにより、地域とのつながりが深まり、子どもたちの将来に対する視野も広がっています。
参加者の声
利用者の中には、初めは「何をしたいかわからない」と話していた生徒もいますが、メンターのサポートを得て、自らの興味を刺激され、新たな創作活動に挑戦するようになったという声があります。ある高校生は、母の勧めでテクリエに通い始め、メンターとの関係を通じて自己表現の楽しさを見出したと語っています。また、不登校だった生徒がこの場所で仲間と交流し、新たな居場所を見つけたケースも紹介されており、個々の成長が見えています。
館長のコメント
テクリエさぎのみやの館長である高橋香南子さんは、子どもたちの変化を毎日実感していると述べています。特に、学校に行けなかった子どもたちが意欲的に参加し、アルバイトにも挑戦する姿を見ることができ、メンターとの良好な関係性が生まれていることが大きな成果だと語ります。今後はさらに地域と連携し、子どもたちが必要な支援を受けられる体制を確立し、将来へとつながる選択肢を広げていくことを目指しています。
公式サイトと今後の展望
テクリエさぎのみやは引き続き、子どもたちが自由に創作活動に取り組める環境を提供し続け、新たな挑戦の場を創出していく計画です。詳細については公式サイト(
テクリエさぎのみや)をご覧ください。
この1年の取り組みを通じて、地域の中高生が自らの可能性を見出し、会話や創作を通じて成長できる空間として、今後も益々の展開が期待されます。