佐渡島の魅力を発信する新たなキャンペーンが2025年春からスタート！

佐渡島の魅力を再発見する「忘るべからず。」キャンペーン

2025年春、佐渡島を対象にした新たなキャンペーン「佐渡島、忘るべからず。」がスタートします。このキャンペーンは、佐渡汽船、JR東日本、そして日本航空が連携し、観光振興を図るために企画されています。官民一体での取り組みは、地域活性化に向けた大きな力となることでしょう。

官民の協力によるプロモーション

このキャンペーンには、佐渡市や新潟県も参加し、官民一体の協力体制を確立しています。2024年に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に認定されたことから、佐渡島は国内外の観光客から注目を集めています。しかし、昨年の調査では、観光資源として「金山」「トキ」「たらい舟」などが取り上げられていますが、それ以外の魅力については知られていないという結果が出ました。

実は佐渡は、豊かな自然や歴史、文化、美味しい食材、様々なアクティビティなど、知られざる魅力が数多く隠れています。このキャンペーンは、そうした情報を広く発信し、さらなる観光誘致を促進することを目的としているのです。

様々なメディアを活用した情報発信

現在、キャンペーンでの具体的な施策を検討中で、船舶や鉄道、航空といった交通手段それぞれのメディアを通じた情報発信を行います。また、公式サイトやSNSを利用して、佐渡島の魅力を広めていく予定です。

特に、2025年3月20日からは、首都圏を中心にTVCMを放送開始します。さらには、大規模な屋外広告やYouTube広告を配信し、機関紙を通じて佐渡の魅力を紹介。また、キャンペーンのキックオフイベントやメディア・インフルエンサーを招いての取材活動を実施し、広範なPRを展開することによって、さらなる関心を呼びかけます。

観光業界全体の参加を促す

この取り組みでは、佐渡島内外の民間事業者にも積極的な参加を呼びかけており、旅行会社や観光業者との連携が推進されています。地域全体で観光を活性化させるために、共同でのプロモーションが期待されています。

佐渡島を一過性の観光地としてではなく、何度も訪れたくなる持続可能な観光地として発展させることが、このキャンペーンの最終的な目標となる予定です。これにより、佐渡島の隠れた魅力が多くの人々に知れわたることを願っています。