株式会社アドウェイズの子会社であるUNICORN株式会社が、社会貢献を目指す広告プロジェクト「みんなのためになる広告プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトでは、SDGsに関連する情報を広告クリエイティブとして展開し、ユーザーの反響を調査しました。
プロジェクトの発表によると、約38%のユーザーが「SDGsアクションを“やってみる”」と回答しており、これは広告を通じて得られた価値ある情報が、より多くの人々に届いた結果と言えます。
近年、デジタル領域では生成AIやメタバースなどの新技術が流行していますが、同時にオンラインコンテンツの質の維持が求められています。特に広告業界においては、数値的な指標では測れない本質的な価値を見失いがちです。UNICORNは、こうした問題と向き合うべく「みんなのためになる広告プロジェクト」を2019年から開始しました。
このプロジェクトでは、ユーザーが積極的に広告に触れることができるUNICORN Interactive ADの仕組みを活用しました。SDGsの17のゴールについての豆知識を「SDGsひとことアド」として発信し、ユーザーのリアクションを特設サイトで集計しました。調査によれば、累計6,163件のユーザー反応が寄せられ、その中の1,923件が「知らなかった」との回答でした。一方、2,437件は「やってみる」との意欲を示しており、SDGsにかかわる新たな行動を誘発する効果があったことは明白です。
さらに、ゴール16に関しては、興味が薄い傾向が見受けられました。一方で、ゴール9については約50%が「やってみる」を選び、自然災害への強い関心が理解されました。また、全てのゴールの中でエンゲージメント率が高かったゴール10「人や国の平等をなくそう」は、多くのユーザーの抱える不平等や差別を解消したいという強い願望を示しています。これらの結果は、SDGsに関する興味・関心が特定のテーマに集中していることを物語っています。
今後もUNICORNはこのような広告配信を通じて、ユーザーが「より知りたい」「よかった」と思える内容を提供することで、デジタル空間の健全化を進める方針です。アドウェイズグループ全体としても、サステナビリティを重視し、世界中の人々に新しい価値を提供するための取り組みを続けていく予定です。
このプロジェクトの全体像や、SDGs各ゴールの詳しい配信結果については特設サイトを通じて確認できます。社会に貢献する情報を持続的に届ける努力は、広告業界の新たな可能性を切り開くことでしょう。
さらに詳しい情報と今後の展開については、UNICORNの公式ウェブサイトを訪れてみてください。