東京都人権プラザのユースプログラム
東京都人権プラザでは、2024年12月に若者たちを対象とした4日間の人権教育プログラムが行われます。これは「多様性を尊重しよう」や「違いを受け入れよう」といったテーマに基づいています。私たちの周りには、さまざまな違いや多様性が存在しますが、実際にそれを大切にできているかどうか考えさせられる機会です。プログラムは「人権ディフェンダー」をキーワードとし、参加者が自らの行動を通じて人権を守る力を育てることを目指しています。
プログラムの概要
このプログラムは2024年12月7日から15日までの4日間、各日9時30分から16時30分にかけて行われます。各日には異なるテーマが設定され、さまざまな学びを提供されます。
1日目:人権の基礎を学ぶ
1日目は「気づき」から「行動」へをテーマに、NPO法人国際理解教育センターERICが講師を務め、ワークショップ形式で人権の基礎を学びます。人権について深く考える初めの一歩として非常に重要です。
2日目:性の多様性を話し合う
2日目は性の多様性をテーマにワークショップを行います。認定NPO法人ReBitが多様な性についての考えを促し、フォトジャーナリストの大藪順子氏による性暴力被害の理解に関するプログラムも含まれています。これにより、参加者は性に対する理解を深め、考える力を養います。
3日目:多様な性のあり方を体感する
3日目のフィールドワークでは新宿での活動が予定されています。NPO法人プライドハウス東京と連携し、実際に多様性について体感しながら学ぶことで、知識を実践に活かす方法を探ります。
4日目:権利を守るために行動する
最終日には、自分の権利を考えるプログラムや、これまで学んできたことをまとめる時間が設けられます。この日を通じて、参加者は自分たちがどのようにして人権を守り、社会に対して行動を起こすことができるかを考えます。
対象者と参加条件
このプログラムは15から25歳の若者を対象としています。参加者には、グラウンドルールを守り、全日程参加可能な方が求められます。定員は約20名で、応募状況に応じて抽選が行われる場合があります。
申込方法
参加希望者は、Webフォームを通じて申し込みを行うことができます。締切は2024年11月25日12時です。興味のある方は、お早めにご確認ください。
人権について学びたい方、異なる視点を持つ仲間との交流を求める方にとって、貴重な時間となることでしょう。参加することで、新たな視野を広げ、自分らしい行動を起こす力を育む機会を手に入れましょう。