コアー建築工房の「住まいの講座」が20周年を迎える
大阪府堺市に本社を構えるコアー建築工房が、2026年1月18日(日)から「住まいの講座」第54期の開催を発表しました。この講座の開講は2005年に遡り、今年で20周年を迎えます。これまでに477組、726人が受講しており、受講者の約30%が実際にコアーで建てた住宅に住んでいます。受講者たちは“学びながら納得の家づくり”を実現しています。
住まいの講座の全容
この講座は、これから家を建てたい、またはリフォームしたいと考えている方々を対象に、建築の基本知識を楽しく身につけられる全5回の連続講座です。講座内容には、光や風を取り入れた設計の工夫、住宅性能、ローンの基礎知識などが含まれ、プロの知識と経験が提供されます。
コアー建築工房の理念に基づき、「設計士任せ」や「営業任せ」ではなく、住まい手自身が納得して選ぶ家づくりを広めたいという想いから始まったこの講座は、家が完成して終わりではなく、締めくくりはその家での生活から始まるという観点から、受講者が自分たちらしい暮らしを見つける場となってきました。
講座の魅力と参加者の声
全5回の講座は、家づくりの基礎から施行方法、住宅性能、そしてローンに携わる知識まで広がりを持っています。特に、建築現場の見学やコアー建築工房のオーナー宅への訪問など、実際の住まいを体験する機会が設けられている点が大きな魅力です。
参加者同士が家づくりについての共通点を通じて交流することで形成されるコミュニティも、講座の特徴の一つです。実際に受講した人々のアンケートには、「具体的な例を交えた説明が良かった」「他の参加者と情報交換ができ、有意義な時間が過ごせた」といった感想が多く寄せられています。
地域との共生を重視した20年間
コアー建築工房は、堺という地域に根ざした工務店として、地域の人々とのつながりの重要性を一貫して重視してきました。毎年開催される「感謝祭」や古民家を活用した交流イベントなどを通じて、堺の皆さんに愛される存在となっています。また、「つながるマルシェ」では、コアーで家を建てたオーナーが独自の店舗を出展する機会も設けており、地域における人・人との繋がりを深めています。
講師のコメント
「家づくりという共通のテーマを通じてコミュニティが形成され、受講生たちは楽しみながら講座を参加しています。実際の体験を通じて、理想の住まいづくりを楽しむことができます」と、コアー建築工房の常務取締役である千原 徹はコメントしています。
講座概要
- - 受講料:入学から卒業まで1家族10,000円(大人2名まで、高校生以下は無料)
- - 定員:先着順で定員になり次第締め切り
- - 開催場所:コアー建築工房本社
- - 開催時間:毎回13時~16時頃
この講座は、住宅を単なる物としてではなく、家族の価値観を映し出す“暮らしの器”として捉え直し、地域社会と共に育てていく視点を大切にしています。これからも、コアー建築工房は住まいを通じた自分たちらしい暮らしを考える機会を提供していくだけでなく、地域の皆様と共に成長していく姿勢を貫いていきます。