ナウビレッジがHubSpotに新たな機能を追加
企業のマーケティング活動をサポートする
ナウビレッジ株式会社が、HubSpotに新たな拡張機能「
Matching Extension」を導入した。この新機能は、企業がHubSpotから得るデータを最大限に活用し、取引の作成や検索業務を効率化するためのものだ。経営資源を無駄にすることなく、精度の高い情報を迅速に処理できる点が大きな魅力である。
Matching Extensionの機能
Matching Extensionは、ナウビレッジが提供するHubSpotの機能拡張サービス「Extension Spot」シリーズの一環で、以下の三つの主要機能を搭載している。
1.
検索機能:コンタクト詳細画面から、必要なオブジェクトレコードを効果的に検索できる。レコード名や条件による絞り込み検索だけでなく、自動で結果をフィルタリングするオートサーチ機能も実装。
2.
コピー機能:検索結果で絞り込んだレコード概要を簡単にコピー&ペーストできる。この機能により、メールなどの形式で情報の共有がスムーズになる。
3.
取引一括作成機能:関連するコンタクトと検索結果から得た複数のオブジェクトレコードをワンクリックで結びつけた取引を一括作成できる。これにより、従来の取引作成業務の効率が飛躍的に向上する。
実際の活用ケース
特に人材業界や車関連、金融、不動産業界で多くのメリットが期待できる。人材業界では、求職者と求人のマッチング作業と取引作成を迅速化することが可能だ。具体的には、検索機能を使って求職者に適した求人を探し、候補を選択した後、コピー機能を利用して提案することができる。これにより、取引作成の一連のプロセスが大幅に短縮される。
導入に関する情報
「Matching Extension」の利用には、特定のHubSpotプランが必要である。
Sales Hub Enterpriseまたは
Service Hub Enterpriseのいずれかが対象となり、導入費用は初期設定で約30,000円、月額利用料は20,000円からとなっている。ただし、料金は利用人数による変動があるため、詳細は公式サイトで確認が必要だ。
企業背景
ナウビレッジは、これまで260社以上の企業を支援してきた実績を持ち、スタートアップから上場企業まで幅広く対応可能なサービスを提供している。マーケティング戦略の立案から実行支援、HubSpotを用いたデジタルマーケティングまで、総合的な運用を行っている。
HubSpotは、世界中で23万8,000社を超える企業に導入されているCRMプラットフォームである。インバウンドマーケティングの概念に基づき、顧客と信頼関係を築くことを重視する。
関連情報
ナウビレッジが提供する「
Extension Spot」は、これまでにCRM ExtensionやDrive Extensionの開発を行っており、今回のMatching Extensionで三つ目となる。機能開発についての問い合わせは、公式のフォームから行うことが可能だ。
HubSpotの詳細については
こちらをクリックし、ナウビレッジについては
こちらを確認してください。利用の相談は公式サイトのフォームを通じて行える。ぜひ活用を検討してみてはいかがだろうか。