AI見守りサービス開発
2024-04-23 16:00:01

東大発ベンチャーEmeraid、電力データ活用AI見守りサービス開発 高齢化社会の課題解決に貢献

東大発ベンチャーEmeraid、電力データ活用AI見守りサービス開発



東京大学発のAI開発ベンチャー企業である株式会社Emeraidが、ビーマップ株式会社、CryptoAI株式会社との共同開発によって、電力データを活用した画期的なAI見守りサービスを発表しました。このサービスは、高齢者や一人暮らしの方々の安全・安心を守ることを目的としており、既存の電力インフラを最大限に活用することで、新たなデバイスの設置やプライバシーへの懸念を軽減しています。

サービス概要:電力データから高齢者の生活を見守る



本サービスは、スマートメーターなどから取得される電力消費データをAIで解析することで、高齢者の在宅状況や生活パターンを把握します。AIは、普段とは異なる行動パターン(深夜徘徊など)や、転倒などの緊急事態を検知し、事前に登録された家族や緊急連絡先にLINE通知や駆けつけサービスへの連絡を行うことで、迅速な対応を可能にします。

既存の電力インフラを活用することで、追加のデバイス設置が不要なため、高齢者の負担を軽減し、導入のハードルを下げることが可能です。さらに、カメラなどの設置がないため、プライバシーへの配慮も万全です。

開発背景:超高齢化社会における課題解決



日本は世界でも有数の高齢化社会を迎えており、高齢者の見守りや緊急時の対応は喫緊の課題となっています。特に、一人暮らしの高齢者の増加は、見守り体制の強化を強く求めています。

Emeraidは、AI技術を活用することで、この課題に革新的な解決策を提供することを目指しています。今回の共同開発では、ビーマップが提供する電力データと在不在データ、そしてEmeraid独自のAI技術が融合し、高精度な行動パターン解析システムが実現しました。

3社の技術と連携



今回のサービス開発において、それぞれの企業が持つ強みを活かした連携が成功の鍵となりました。

Emeraid: 東京大学発のAI開発ベンチャーとして、独自のAIアルゴリズム開発と機械学習モデルの構築を担当。
ビーマップ: 長年培ってきた電力データやネットワーク技術を基盤に、データ提供とシステムインテグレーションを担当。
CryptoAI: AI技術を活用した様々な事業展開で培ってきた知見を活かし、AIモデルの精度向上に貢献。

3社の連携により、電力データという既存インフラを最大限に活用した、プライバシーに配慮した画期的な見守りサービスが誕生しました。

今後の展望:更なる精度向上とサービス拡大



Emeraidは、今後もビーマップと連携し、AIモデルの精度向上や、地域や季節による変化への対応など、サービスの更なる改善に取り組んでいきます。

さらに、超高齢化社会におけるヘルスケア業界の効率化・持続可能性向上に貢献するため、大学、医療機関、介護施設、製薬企業などとの協業を拡大し、革新的なヘルスケアソリューションの開発を推進していきます。

関係各社



株式会社Emeraid: https://emeraid.co.jp
株式会社ビーマップ: https://www.bemap.co.jp/
CryptoAI株式会社: https://www.cryptoai.co.jp/

このサービスは、高齢者の自立支援を促進し、安心して暮らせる社会の実現に大きく貢献するものと期待されています。

会社情報

会社名
株式会社Emeraid
住所
東京都文京区本郷6丁目25番14号宗文館ビル3階
電話番号

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