コマツレンタル宮崎がデジタル点検サービス『i-Rental 点検』を導入
株式会社コマツレンタル宮崎(代表取締役:後藤健太)が、建設機械レンタル業界の業務効率化を図るため、SORABITO株式会社(代表取締役:博多一晃)によって開発されたデジタル点検サービス『i-Rental 点検』を導入したことが発表されました。これにより、同社は点検業務のペーパーレス化を進め、業務の負担を軽減しつつ、安全性と生産性の向上に貢献することを目指しています。
「i-Rental 点検」の背景
コマツレンタル宮崎は、これまでサービススタッフが抱えていた複数の課題を解決するために、このデジタル点検サービスを導入しました。具体的には、作業後の点検写真の管理や、他の拠点からの出庫機械に関する点検表の入手が作業スタッフにとって負担となっていたこと、また返却時の修理トラブルを防止するための対策が必要となっていました。また、撮影した点検写真から機械の状態を即座に確認することが難しいという問題もあったため、こうした課題に対応することが急務でした。
「i-Rental 点検」の機能
『i-Rental 点検』は、複数の点検結果や修理結果を一元管理できるだけでなく、点検表をペーパーレス化するのが特徴です。このサービスでは、スマートフォンやタブレット、パソコンなど、様々なデバイスからアクセス可能で、整備士だけでなくフロント担当や営業担当も利用できます。これにより、点検業務の効率化が図られ、リアルタイムでの情報共有が実現します。
「i-Rental 点検」の3つの特徴
1.
スマートフォンでのペーパーレス点検
点検表や修理伝票をスマートフォンで登録し、撮影した写真も即座にアップロード可能。過去の履歴にも簡単にアクセスできます。
2.
リアルタイム情報の共有
点検結果や機械の最新状況を迅速に共有でき、これまでの煩雑な情報管理を一元化し、効率化します。
3.
有償修理のスムーズな請求
正確な修理情報が共有され、有償修理時の請求処理が円滑化。ナレッジベースにより、修理内容の決定が容易になります。
企業背景
SORABITO株式会社は、建設現場の資機材管理を最適化するためのサービスを展開しています。建設機械のレンタル業務を支援する『i-Rentalシリーズ』は、オンラインでのレンタル注文や、点検業務のペーパーレス化を実現する強力なパートナーとして、多くの企業に導入されています。コマツレンタル宮崎の導入は、こうしたデジタル化が進む中での重要な一歩となるでしょう。
今後、コマツレンタル宮崎がこのデジタルツールを活用し、業務をどのように進化させていくのか、注目が集まります。