まねてまねぶ和知の伝統芸能「まねっこ浄瑠璃」プログラム
京都府の京丹波町にて、9月と10月に「まねっこ浄瑠璃」と題した伝統芸能を体験できるプログラムが開催されることになりました。このイベントは、地域に根付いた和知人形浄瑠璃を通じて、参加者が芸能について学び、楽しむことを目的としています。今回はその詳細をお伝えします。
プログラムのついて
プログラムは3つのワークショップと、最後にパフォーマンスを披露するイベントから成り立っています。それぞれのワークショップでは、講師として和知人形浄瑠璃会のメンバーやアートユニット「山成研究所」が参加し、参加者たちを指導します。
1. まねっこ三味線
- - 日時: 令和7年9月28日(日)10:00~15:00
- - 場所: 京丹波町役場1階・防災会議室
- - 内容: 木や身近な素材を使って、自分だけの三味線を制作し演奏します。
- - 講師: 秀野祐介(家具と陶やがて)
- - 定員: 先着12名(小学4年生以上)
- - 参加費: 1,000円
2. まねっこ人形
- - 日時: 令和7年10月12日(日)10:00~12:00
- - 場所: 大迫区公民館
- - 内容: 人形浄瑠璃の動きを観察し、自身の体でその動きを表現します。
- - 講師: 和知人形浄瑠璃会、山成研究所
- - 定員: 先着15名(小学生以上)
- - 参加費: 無料
3. まねっこ語り
- - 日時: 令和7年10月19日(日)10:00~12:00
- - 場所: 和知ふれあいセンター2階・研修室
- - 内容: 自分の物語を語りながら、浄瑠璃における音遣いを模倣します。
- - 講師: 和知人形浄瑠璃会、山成研究所
- - 定員: 先着15名(小学生以上)
- - 参加費: 無料
4. まねっこ浄瑠璃大行列
- - 日時: 令和7年10月25日(土)時間未定
- - 場所: 道の駅「和」
- - 内容: 各ワークショップ参加者が発表するパフォーマンス。詳細は後日発表されます。
参加方法
プログラムへの参加希望者は、申込フォームまたは電話で申し込むことができます。募集は各回の7日前まで行われており、定員になり次第締切となります。
申込フォーム
参加申し込みはこちらから
電話
- - 0771-24-8430(受付は平日9:00~12:00、13:00~17:00)
和知人形浄瑠璃について
和知人形浄瑠璃は、江戸時代末期から京丹波町で受け継がれている伝統芸能です。この芸能は、通常一体の人形を3人で操作するところを、なんと1人で操るという独自の特徴を持っています。この「まねっこ浄瑠璃」を通じて、地域の魅力を再発見し、主体的に関わる機会を提供しようとしています。
京都:Re-Search実行委員会について
このプログラムは、「京都:Re-Search実行委員会」が主催します。地域の人々が主体となって文化芸術活動に取り組む環境作りを進めることが目的です。これにより、地域の魅力やポテンシャルが引き出されることが期待されており、参加者が地域に新たなつながりを持つチャンスともなります。
京丹波町の伝統文化に触れるこの素晴らしい機会、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。参加を通じて、深い文化体験が得られることでしょう。