広尾学園中学校での法教育の取組み
2025年9月26日、アトム法律事務所の横浜支部にて、広尾学園中学校3年生を対象とした特別質問会が開催されました。参加者は生徒たちとその保護者であり、テーマは「冤罪」。この会では、竹原宏征弁護士と岩出佳奈弁護士が質疑応答に対応し、法教育の一環として生徒たちの疑問に答えました。
質問会開催の背景
当イベントは、広尾学園中学校での授業の一環として、冤罪やその被害について調査している生徒からの依頼に基づいています。最終的な発表に向けて資料を作成するため、刑事事件に豊富な経験を持つ弁護士の声を反映させたいとの希望があったため、実現しました。
当日の様子と内容
参加した生徒たちは、竹原弁護士と岩出弁護士に対し、具体的な質問を寄せました。一例として、証拠を捏造した場合に罰を受けない理由や、過去における検察側の行動の背景に関する問いがあげられました。また、冤罪を未然に防ぐためにはどのような取り組みが必要かという質問もあり、両弁護士は各々の専門知識を活かし、丁寧に回答しました。
さらに、証拠の捏造や冤罪発生のメカニズムを解説し、法制度の課題についても触れました。これにより、生徒たちは法律が社会に与える影響や、冤罪問題の深刻さを理解する大切な機会となりました。
法教育を通じての未来へのメッセージ
アトム法律事務所では、刑事事件、交通事故などの知見を生かして、若い世代に対する法教育に力を入れています。教科書には載っていない実世界の法律の視点を伝え、「法律は遠い存在ではなく、身近なもの」と考えてもらうことが目標とされています。同事務所は、多くの冤罪事件に対処する中で得た経験を基に、社会全体が向き合うべき課題を次の世代に伝える役割を果たせると信じています。
今後も法教育を通じて、法律的な観点から社会に貢献し、若者たちが公正で安全な社会を実現する力を育てることを目指します。
アトム法律事務所へのアクセス
アトム法律事務所では、弁護士との特別質問会を随時受け付けています。活動はオンラインや対面でも可能であり、学校行事の一環としての質問交流会もサポートしています。興味がある方は、気軽にお問い合わせください。法律に関する理解を深める素晴らしい機会です。
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