世界初の協働型パラレルリンクロボット「Wyzo」の驚き
このたび、株式会社JRCのロボットSI事業ALFISによって、世界初の協働型パラレルリンクロボット「Wyzo」が取り扱いを開始しました。Wyzoは、デモレ社が開発したもので、高速ピックアンドプレースの機能を持つパラレルメカニズムを利用したロボットです。
Wyzoの特長
Wyzoの最大の特徴は、安全性と高速性の両立にあります。従来のパラレルリンクロボットは、高速で動くため安全性が懸念されていましたが、Wyzoは人が近づくと自動的に速度を減速させ、周囲の安全が確認できる時には高速での稼働を実現します。この仕組みにより、安全柵や筐体に依存せず、より自由に設置することが可能になりました。
これにより、設計上の制約が少なく、視認性の向上も図れます。生産ラインにおける導入がこれまで以上に容易になり、さまざまな業界での活用が期待されています。
デモ展示の情報
Wyzoは、2022年10月26日から28日まで開催される「第5回名古屋ロボデックス」に展示されます。この展示会は、ロボティクスやモーションテクノロジーに関する最前線が集結するイベントです。Wyzoを実際に見たい方は、ぜひ会場に足を運んでみてください。
- - 会期:2022年10月26日(水)~2022年10月28日(金) 10:00~17:00
- - 会場:ポートメッセなごや第3展示館
- - 小間番号:20-38ジェネシス ロボティクス&モーション テクノロジーズ ブース
展示会の詳細やWyzoの情報は以下のリンクからも確認可能です:
未来の生産ラインへ
Wyzoは、産業界における革新をもたらす存在として期待されています。従来のロボット技術とは一線を画したデザインと機能性を持つWyzoが、今後どのように各業界に新たな価値をもたらすのか、目が離せません。