縦書きWebコンテンツ制作セミナー開催！総務省協力のもと、最新技術を習得

第2回「縦書きレイアウトのWebコンテンツ実践セミナー」開催報告

日本の伝統文化である縦書きを、現代のWebコンテンツに活かすための実践セミナーが、10月20日(火)に開催されました。総務省の協力のもと、インターネット・アカデミー渋谷校にて実施された本セミナーは、HTMLの知識を有する企業のWeb担当者や制作会社関係者を対象に、縦書きレイアウトの最新技術を習得する機会を提供しました。

セミナー開催の背景

近年、電子書籍やデジタルサイネージなど、デジタルコンテンツの利用が拡大する中、縦書きレイアウトの重要性が高まっています。日本の文化を世界に発信するためにも、縦書きに対応したWebコンテンツ制作技術の普及は不可欠です。総務省は、民間企業や大学と連携し、縦書きテキストレイアウトの国際標準化や普及促進に取り組んでおり、インターネット・アカデミーもその活動に賛同し、本セミナーの開催に至りました。

セミナー内容

セミナーでは、総務省の専門家や大学講師、インターネット・アカデミーのインストラクターが登壇し、縦書きテキストレイアウトの標準化状況、仕様、導入方法について解説しました。参加者は、セミナーで学んだ技術を用いて、実際に自身のWebサイトの一部を縦書きに書き換えるハンズオン形式の演習にも取り組みました。用意された教材を利用するか、自身のWebサイトのデータを持ち込むかを選択できました。

タイムテーブル

19:00～19:05：縦書きテキストレイアウトの標準化概況（講師：総務省情報通信国際戦略局通信規格課専門職博士(工学) 深津真二氏）
19:05～19:20：縦書きレイアウトの仕様解説（講師：慶應義塾大学環境情報学部非常勤講師、ビヨンド・パースペクティブ・ソリューションズ株式会社榊原寛氏）
19:20～19:50：縦書きテキストレイアウトの導入（講師：インターネット・アカデミーインストラクター部門チームリーダー鈴木健司氏）
19:50～21:00：ハンズオン（実践演習）

インターネット・アカデミーについて

1995年設立のインターネット・アカデミーは、日本で最初のWeb専門学校として、Web制作会社としての強みを活かし、即戦力となる人材育成に力を入れています。W3C(World Wide Web Consortium)のメンバーとして、世界最先端技術の普及にも貢献しており、アメリカ、インドにも拠点を展開するグローバルな教育機関です。

まとめ

本セミナーは、参加者にとって縦書きレイアウトに関する知識・技術を深める貴重な機会となりました。インターネット・アカデミーは、今後も日本の伝統文化と最新技術を融合させた教育活動を展開していきます。日本のWeb業界における縦書きレイアウトの普及に貢献することで、日本の文化を世界に発信することに繋がることを期待しています。