シーボンの女性活躍
2016-01-21 16:25:55
シーボンの女性社員調査から見るセカンドキャリアへの意識とは
シーボンの女性社員の意識調査から見るセカンドキャリア
化粧品メーカーとして業界で注目を集めている株式会社シーボンは、50歳以上の女性社員に向けた意識調査を実施しました。この調査は、自社の職場環境や関連制度が、女性社員のセカンドキャリアへの意識にどのような影響を与えているかを探ることを目的としています。
シーボンでは、女性の働きやすい職場作りを進めており、女性社員の比率が9割以上を占める環境が整っています。特に、代表取締役社長や多くの役員が女性である点は同社の大きな特徴です。女性活躍企業として、国の「女性活躍推進法」にも対応しており、年金支給開始年齢の引き上げに伴い、2015年から正社員の定年を65歳に延長しました。その後も再雇用制度などを導入し、最長70歳までの継続雇用を行っています。これらの施策は、近年の少子高齢化社会における労働力確保の観点から見ても非常に意義があります。
調査の主な結果
今回の調査で得られた要点を以下にまとめます。
1. 60歳を過ぎても働き続けたいと考える社員が約7割
- 多くの社員が、60歳を過ぎても働き続けたいと回答しました。これは今後の社会においても重要な意味を持つでしょう。
2. 働き続けたい理由
- 働き続けたい理由の中で「やりがい」「生きがい」「人とのつながり」が挙げられており、これらは64%の人が支持しています。特にお客様と接する業務にやりがいを感じるという意見が66%に達しました。
3. 具体的な働き方のイメージ
- 調査結果では、約9割の社員が60歳以降の働き方を具体的にイメージしており、46%が「今と同じ働き方を続けたい」と考えています。一方で、44%はワークライフバランスを重視したいという二極化傾向が見られました。
社内環境の影響
シーボンの50歳以上の美容社員を対象としたこの調査は、最も経験豊富な社員の意見を反映する重要なものです。同社は、調査結果をもとに人事制度の見直しや改善に取り組めば、より良い職場環境を提供し続けることができると考えています。調査を通じて、各社員がどのように働いていきたいと思っているのか、そのニーズを的確に把握することは特に大切です。
会社のビジョン
シーボンでは、働き続けることが自身の成長や生活の充実に繋がると考える社員が多く、その意識は社内の取り組みによってさらに強化されていると言えるでしょう。社員が心地よく働ける環境を整えることで、会社全体の活性化が期待できます。これからの時代、セカンドキャリアを築く上でのサポートが不可欠ですし、女性に特化した制度の充実がますます求められるでしょう。
今後もシーボンの取り組みに注目し、他の企業へのモデルケースとなることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社シーボン
- 住所
- 東京都港区六本木7-18-12
- 電話番号
-
0120-18-4074