製造業の脱炭素化に向けたウェビナーでGHG排出量の管理法を学ぶ

近年、カーボンニュートラルを目指す動きが世界的に加速しています。これは、2015年に adoptedされた『パリ協定』の影響も大きく、各国は温暖化対策を進めながら経済成長をも両立させることを目指しています。我が国日本も、2050年までにカーボンニュートラルの実現を掲げており、さらに2030年度には温室効果ガスの46%削減を目指すことが求められています。

製造業においては、GHG（温室効果ガス）排出量の把握と削減が急務とされていますが、その実現にはサプライチェーン全体での取り組みが欠かせません。2023年版のものづくり白書でも、サプライチェーンに関連する企業全体の取り組みの可視化と連携が強調されています。これにより、自社だけでなく、取引先や下請け企業のGHG排出量もしっかりと把握し、全体としての削減を目指すことが重要となっています。

しかし、多くの企業が「脱炭素化の取り組みをどのように始めればよいのか」といった課題に直面している際に、知見のあるメンバーが社内にいないことが障壁となっています。そこで、特に注目されるのが三菱電機福山製作所の取り組みです。この製作所では、GHG排出量がScope1、Scope2、Scope3に分類される中で、最も厳しい基準であるScope3の排出量管理と削減を実現しています。

福山製作所では、CO2排出量削減のための具体的なロードマップが策定され、工場やオフィスからの排出量を見える化し、管理する取り組みが行われています。また、適切な活動量データを用いてGHG排出量を算出し、これを人手を介さずに収集・管理することで、効率的に可視化に結びつけています。このプロセスには、「cocono」というソリューションの導入が鍵となっています。

この度、これらの実践的な取り組みを共有するためのウェビナーが開催されることが決まりました。このウェビナーでは、福山製作所の事例とともに、GHG排出量の効果的な管理方法を学ぶことができる貴重な機会です。主催は三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社で、共催には三菱電機株式会社が参加、協力として株式会社オープンソース活用研究所も加わります。

ウェビナーは、参加者が脱炭素化の道筋をしっかりと描けるよう、具体的な解決策やノウハウを提供することを目指しています。脱炭素の取り組みを進めたい企業にとって、非常に有意義な内容となることでしょう。参加希望の方は、詳細と申し込みについては公式サイトをご覧ください。

マジセミ株式会社は、今後も参加者に役立つウェビナーを定期的に開催していきますので、ぜひ過去のセミナー公開資料や今後の募集セミナーにも目を通してください。