焼津の持続可能な漁業
2026-05-19 09:55:38

300年以上の歴史を誇る焼津の船元企業が推進する持続可能な漁業

焼津の歴史ある漁業企業が描くサステナブルな未来



静岡県焼津市に位置する福一漁業株式会社は、創業300年以上の伝統を持つ船元企業です。近年の環境問題への関心の高まりを受け、同社は持続可能な漁業を推進するための取り組みを強化しています。持続可能な漁業が重要視される理由は、海洋資源の枯渇や環境の悪化が深刻化しているからです。このような状況を受けて、福一漁業は水産エコラベル「MEL認証」を取得し、環境に配慮した漁業の実現を図っています。

水産エコラベル「MEL認証」の意義



MEL(マリン・エコラベル・ジャパン)認証は、持続可能な漁業を行う事業者を認証する国際的な水産エコラベルです。この認証を取得することで、消費者は出所の明確な水産物を安心して選ぶことができます。福一漁業は、自社の船と工場でこの認証を取得しており、今回のヒット商品である「かつおの黒酢あん」にもその理念が生きています。

受賞商品「かつおの黒酢あん」が評価された理由



「かつおの黒酢あん」は、第34回全国水産加工品総合品質審査会で水産庁長官賞を受賞しました。この賞は、出品された775点の中で特に優れた商品に贈られるもので、農林水産大臣賞に次ぐ名誉ある賞です。受賞の背景には、原材料として使用されるかつおの品質、美味しさに対するこだわり、そして商業的側面まで含めた製品の総合評価があります。特に、同商品の特徴として、かつお特有の生臭さをほとんど感じさせず、やわらかな食感が際立っています。冷凍しても美味しさが変わらない点も評価されています。

原料への貪欲なこだわり



福一漁業が使用するかつおは、自社の船で獲られ、静岡県焼津港で水揚げされます。生食用としても使われる高鮮度のかつおを厳選し、徹底した品質管理が行われています。MEL認証による管理体制を通じて、非認証品との混合を防ぎ、高品質な原料を保持しています。これにより、消費者はその安全性を信頼して購入することができます。

300年の歴史を背負った福一漁業の未来展望



福一漁業は1705年に設立され、代々にわたりかつお漁を行ってきました。18世紀初頭から、近海に加え遠洋漁業にも取り組むようになり、現在では26隻の海外巻き網船のうち4隻を自社で保有し、操業しています。歴史と伝統を重んじつつも、現代のニーズに合わせた商品の開発に励んでおり、持続可能な漁業と美味しさを両立させる製品を提供しています。この2030年には、持続可能な漁業という理念がさらに浸透した未来を築くことを目指しています。

まとめ



300年以上の歴史を持つ福一漁業株式会社は、持続可能な漁業の実現に向けた強い意志を持っており、その取り組みが実を結んでいます。水産庁長官賞を受賞した「かつおの黒酢あん」を通じて、多くの人にその魅力を伝え、持続可能な未来を築いていく姿勢は、これからの水産業の在り方に一石を投じるでしょう。


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会社情報

会社名
福一漁業株式会社
住所
静岡県焼津市中港5-9-25
電話番号
054-627-1211

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