木育イベント開催
2024-10-29 21:29:33

湘南と谷中の小学校で木と森を学ぶ木育イベントを開催

湘南と谷中の小学校で開催された木育イベント



一般社団法人more treesが企画し、楽天グループと放課後NPOアフタースクールと協力して、湘南学園小学校および谷中小学校で木育イベントが行われました。このイベントは、10月の「木材利用促進月間」に合わせて、次世代を担う子どもたちに国産木材の重要性を伝えるために企画されたものです。

WOOD CHANGE PROJECTの目的



「WOOD CHANGE PROJECT」は、持続可能な社会の実現を目指し、木材を日常生活に取り入れることを推進しています。子どもたちは、木を使うことが「森を守る」ことにつながるという考え方を学ぶことで、自然と人間の関係性を理解していきます。この取り組みは、森林の健全な状態を保つためには、木材の適切な活用が不可欠であることを示しています。

イベントの概要と内容



10月3日、8日、10日、15日の4日間にわたり、両校のアフタースクールを利用して、木育イベントが実施されました。参加した児童たちは、木材の利活用に関するさまざまな活動を経て、木や森への興味を深めることができました。

初日: 木とのふれあい



イベントの初日には、子どもたちが身の回りの木製品を探し、木の素晴らしさを感じる活動が行われました。子どもたちは自ら木製スプーンを造り、木の香りや模様を観察することで、国産木材の特長を体験しました。その際、「いいにおい!」や「もっと削りたい」といった歓声が上がり、子どもたちの創作意欲が引き出されました。作成したスプーンは、自宅でも使ってもらい、木に対する理解をさらに深めてもらう計画です。

二日目: 日本の森を学ぶ



2日目には、国産木材の重要性について学び、子どもたちは「森林循環」の概念を理解しました。「木の博士」として、more treesの水谷事務局長が登場し、日本の森の状況や良い木が育つ為の条件を楽しいクイズ形式で教えてくれました。子どもたちは、日本の木材が育つためのプロセスに驚き、興味津々で質問を投げかけました。

次に、国産木材から作られた「TSUMIKI」を使用して、各グループごとに「住みたい街」の模型を作成しました。参加者は楽しみながらも創造性を発揮し、驚くほど素敵な作品が完成しました。最後には、参加者全員が「森のためにできること」というアイデアを共有する時間も設けられました。

参加者の声



イベントを通じて、子どもたちは「木についてもっと知りたくなった。」や「TSUMIKIを使って本物の街を作りたい!」との感想を持つようになり、木材利用への興味が高まりました。このような嬉しい反応は、イベントの成功を物語っています。

投げかけたメッセージ



この木育イベントは、ただの学びの場ではなく、子どもたちに持続可能な社会についての考えを促す重要な機会でした。「WOOD CHANGE PROJECT」は、子どもから大人までが木を理解し、自然に対する感謝を持てるような活動を展開しています。木の文化を深く理解し、未来に残すための意識が芽生えることが、今日のイベントの最大の成果と言えるでしょう。

特設サイト「WOOD CHANGE みんなの一歩で、社会を進める!~森や木のこと、木育で知ろう!~」では、このイベントのさらなる詳細が公開される予定です。これからも、木と森の大切さを次世代へと引き継いでいきたいですね。


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会社情報

会社名
株式会社モア・トゥリーズ・デザイン
住所
渋谷区千駄ヶ谷1-9-11フレンシア外苑西103
電話番号
03-5770-3969

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