外国籍従業員の健康管理とメンタルヘルスを考えるイベント
2023年5月26日に、東京都千代田区にて「外国籍従業員の健康管理とメンタルヘルス対策」をテーマにしたイベントが開催されました。このイベントは、株式会社DTS、医療法人社団政松会、WELL ROOM株式会社の三者共催によるもので、外国籍従業員の健康維持やストレス管理に関する情報を提供することを目的としています。
背景
日本の少子高齢化に伴い、多くの企業が外国人材を採用するようになっています。しかし、外国人が日本で生活する際には、医療や生活面での不安、ストレスなどの課題が増えており、その中でも医療に関する困難が最も多いという調査結果があります。このような状況から、日本で働く外国籍従業員への健康管理やメンタルヘルスケアは、企業にとっても重要な課題となっています。
イベントの内容
開催概要
- - 日時:2023年5月26日(金)16:00~17:30
- - 場所:「Global Business Hub Tokyo」
- - 参加費:無料(事前登録制)
- - 共催:株式会社DTS、医療法人社団政松会、WELL ROOM株式会社
プログラム
このイベントでは、講演やトークセッションを通じて、参加者が外国籍従業員の健康管理の重要性を理解し、具体的な対策を学ぶ機会が提供されました。
16:00からは主催者の一名としての位置付けの統括産業医がオープニングを行い、続いて代表取締役が具体的な取り組みや事例を紹介しました。
また、16:40からはカウンセラーによる外国籍従業員へのカウンセリング事例が紹介され、実践的なアプローチについても学ぶことができました。
登壇者紹介
イベントには、以下の専門家が登壇し、各分野における知見を共有しました。
- - 塩澤 正之(株式会社DTS 統括産業医/医療法人社団政松会 理事長):日本に住む外国人の健康に特化した診療所を開設し、異国で暮らす彼らの健康管理に注力。
- - 下田 拓海(WELL ROOM株式会社代表取締役):在留外国人対応のヘルスケアサービスを提供し、国際的な視点からの健康支援を行っている。
- - 鈴木 祐子(WELL ROOM株式会社 カウンセラー):多文化環境下でのメンタルヘルスを扱う専門家として、具体的なカウンセリング事例を紹介。
参加者の声
イベントに参加した人事労務担当者からは、「外国籍従業員の健康問題について改めて理解が深まった」「具体的なカウンセリング事例が印象的で、実際の業務に役立てられそう」といった感想が寄せられました。
今後の展望
今回のイベントは第一弾とされ、今後も定期的に各種イベントやセミナーを開催していく計画です。外国籍従業員の健康維持とメンタルヘルス対策を一緒に考え、具体的な支援策を練り上げていくことが期待されています。これからもこうした取組みが日本経済や社会にとって重要な意味を持つことでしょう。このイベントへ参加したい方は、事前の申し込みを忘れずに行いましょう。また、イベントへのアクセスは
こちら。
まとめ
日本で働く外国籍従業員の健康問題は、企業だけでなく社会全体で受け止めていくべき重要なテーマです。イベントを通じて得た知見やネットワークを活用して、参加者たちが企業内での相互理解を深め、より良い職場環境を作っていくことが期待されます。また、外国籍従業員が安心して生活し、仕事を続けられるような支援策も今後ますます求められるでしょう。