大阪大学村上教授が教える新たな歯周病分類
2020年11月29日(日)、大阪大学の村上伸也教授が講師を務めるオンラインセミナー「第3回歯周基本治療研究会」が実施されます。このセミナーでは、歯周病の新しい分類とその臨床応用について、最新の知見が紹介されます。参加者には歯科医師や歯科衛生士、学生などが含まれ、参加費は職業によって異なりますが、非常にリーズナブルな価格での受講が可能です。
セミナーの開催時間は13:00から16:00までで、適宜休憩や質疑応答の時間も設けられていますので、参加者は双方向のコミュニケーションを楽しむことができるでしょう。
このセミナーは、2017年にシカゴで行われた世界的な歯周病の分類に関するワークショップを受けて、新たに提案された分類の詳細が学べる貴重な機会です。特に、今回の新しい分類では「歯周炎」が刷新され、従来の侵襲性歯周炎と慢性歯周炎が統合され、ステージ(病期)とグレード(進行リスク)によって示されるようになりました。この点についても詳しく解説されます。
村上教授は、大阪大学歯学研究科教授であり、日本歯周病学会の理事長という立場から、歯周病には幅広い経験と知識を持つ専門家です。彼の講義を通じて、参加者は新たな知見とともに、臨床実践に役立てる情報を得られるでしょう。
数年前に発表された歯周病の分類は、長年にわたり多くの歯科医師に影響を与えてきました。1999年から新しい発表がない中で、新たな情報は待望のものと言えます。現在の世界における歯周病治療の進展を背景に、この新分類は多くの研究や臨床の進行に大きな貢献をすることでしょう。
また、参加者はセミナー終了後も他の業務に活かせる貴重な知識を得られるため、自らのスキル向上に繋がることは間違いありません。
そして、セミナーへの参加申し込みは、公式サイトから行うことができますが、申し込みは2020年11月20日までとされていますので、早めの登録をお勧めします。参加費用もリーズナブルで、学生には特別価格が設定されているため、教育機関で学ぶ学生にとっても良い機会となるでしょう。
この貴重なセミナーを通じて、歯周病に関する新たな知識を深め、今後の臨床に生かしていくことが期待されます。参加をご希望の方は、下記のリンクから申し込み手続きを行ってください。
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私たちの口腔健康の向上に繋げるため、ぜひこの機会を活用しましょう。