株式会社SHIFTが新たに企業価値向上タスクフォース「TEVA」を発表

株式会社SHIFTが企業価値向上タスクフォース「TEVA」を発表

株式会社SHIFT（本社：東京都港区、代表取締役社長：丹下大）は、企業価値向上を目的とした新たな伴走型企業コンサルティング「EVAC（エバック）」のメニューの一つとして、企業価値向上タスクフォース「TEVA（ティーバ）」の提供を開始しました。このサービスは、お客様が売れるソフトウェアサービスや製品を開発するための支援を目的としています。

伴走型企業コンサルティング「EVAC」の概要

SHIFTは、2014年に東証マザーズ市場への上場を果たして以来、企業の成長と進化を促進するためのノウハウと経験を蓄積してきました。自社の経験を基にした事業運営の試行錯誤を重ね、実践的なIR戦略を構築してきたSHIFTは、幅広い業界から注目される存在となりました。

「EVAC」は、企業の成長段階ごとの課題解決に寄り添う伴走型のコンサルティングサービスです。上場企業だけでなく、上場を目指す企業も対象に、事業成長と株価向上を同時に支援し、企業価値の最大化を図ります。

「TEVA」の設立背景

企業の組織構造や文化は、成長戦略の実現に大きな影響を及ぼします。しかし、部門ごとの最適化だけでは、自社の潜在能力を十分に活かすことはできません。特に、セクショナリズムが強い組織では、情報開示が遅れ、ステークホルダーの期待に応えることが難しくなります。このような課題を解決するために、SHIFTは「TEVA」を設立しました。

TEVAの具体的な内容

「TEVA」は、企業の中長期的な運営体制を構築するためのコンサルティングサービスです。経営の可視化を進め、各組織のKPIを明確にし、効率的なマネジメントを可能にすることが目的です。これにより、経営課題を解決し、全体最適の経営判断を促進します。

TEVAは、お客様の取締役会または代表取締役の直下に設置されるタスクフォースを構築します。この組織は、CxOや経営企画、IR部門によって構成され、定期的なコミッティを通じて、企業価値向上のための取り組みを推進します。具体的には、KPIの特定と設定を行い、経営課題の改善やアドバイザリーサービスの提供を通じて、マネジメントの行動変容を促します。

SHIFTはTEVAの運営事務局として、アドバイザリー業務を担当します。また、特定の課題に対して外部の専門家を招聘し、客観的かつ実効性のある施策を実施します。

山九株式会社との連携

この度、山九株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：中村公大）がTEVAの概念に賛同し、2025年6月から同社のCSO直轄でタスクフォースを設置する予定です。SHIFTは、山九株式会社が目指す基本的な戦略の策定に向けて、TEVAの整備を支援し、企業価値の最大化につながる組織体制の構築を行います。さらに、京都大学経営管理大学院の砂川伸幸教授も外部有識者として参画予定です。

山九株式会社は、2025年5月12日発表の中期経営計画において、「ROE10％」の持続性を見据えた取り組みとしてTEVAを言及しています。これにより、SHIFTの新たな試みが注目されるでしょう。

このように、SHIFTの「TEVA」は、企業価値向上のための新たな道筋を示し、多くの企業がその恩恵を受けることが期待されています。今後の展開にも注目が集まります。

会社情報