概要
株式会社ハンモックの提供する名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」が、株式会社公清企業の業務効率化に貢献した事例が公開されました。公清企業は、北海道札幌市に本社を置く、産業廃棄物の収集からリサイクルまでを手掛ける企業です。この導入により、同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、業務の効率化とセキュリティの強化に成功しました。
名刺管理の課題
公清企業は1957年の創業以来、環境サービスに力を入れてきました。これまで名刺は社員が個別に紙で管理し、業務効率の低下やセキュリティリスクが存在したため、名刺管理システムの導入を検討。取引先との関係を強化し、必要な情報を一元管理することで、スムーズな業務の遂行が求められていました。これらの背景により、情報の見える化と業務の脱属人化が急務となりました。
「ホットプロファイル」の導入理由
公清企業が「ホットプロファイル」を選んだ理由は、他の名刺管理ツールと比較した際に、以下の3つのポイントが挙げられます。第一に、大塚商会のIDaaS「OTSUKA GATE」との連携が可能であり、セキュリティ強化が図れる点。第二に、名刺データを一元管理することで業務効率の向上が期待できること、最後に、SFA機能を通じて営業面でも効果的に活用できる点です。
導入による変化
導入後、公清企業は以下の効果を得ており、以前の名刺管理における課題を解決しました。まず、アカウントごとの権限管理を徹底し、セキュリティを強化。次に、取引先の人脈を常に最新の状態で管理することで、顧客関係の強化が実現。また、複合機を利用して大量の名刺を迅速にデータ化し、名刺検索の手間を90%削減しました。さらに、ダッシュボードを活用することで営業活動の可視化が進み、資産としての情報意識も高まりました。
公清企業のDX推進に対する期待
公清企業の総務部DX推進課の八十嶋悠介氏は、今後も「ホットプロファイル」を活用し、各部署間での情報の共有を進めていく意向を示しています。情報の見える化を通じて、営業戦略への活用を図り、DXを進めることで業務の無駄を無くし、さらなる効率化を目指しています。
まとめ
このように、株式会社公清企業は「ホットプロファイル」を導入することで、名刺管理や営業活動における変革を遂げています。今後のDX推進がどのような成果をもたらすのか、多くの期待が寄せられています。公清企業は今後も環境問題やリサイクルへの取り組みを強化しつつ、業務のデジタル化を進め、持続可能な社会の実現に貢献していくことでしょう。