Daigas Innovation Center開設
2025-09-04 14:31:49

大阪ガスが新研究開発拠点「Daigas Innovation Center」を開設し、カーボンニュートラルに向けた研究を加速

Daigas Innovation Centerの竣工



大阪ガス株式会社は、2023年10月、大阪市此花区の酉島地区に新たな研究開発拠点「Daigas Innovation Center」の竣工式を行いました。この新しい研究棟は、カーボンニュートラルに向けた先進的な研究開発の集約を目指しています。

新拠点の概要と目的



新たに設立されたDaigas Innovation Centerは、約27,000㎡のエリアに位置し、研究棟と屋外フィールドで構成されています。この研究棟には、一般的な研究施設に加え、社外との交流を促進するための多目的ホールや交流スペースが設けられています。また、屋外フィールドには2025年に完成するSOECメタネーションのベンチスケール試験施設が設置されており、未来の研究活動が期待されています。

この新拠点は、Daigasグループの「エネルギートランジション2050」に基づき、カーボンニュートラル社会の実現に向けた技術やサービスの開発を重要視しています。特に、気候変動などの社会課題に対し、効果的なソリューションを提供することを目的にしています。

竣工式の様子



竣工式には、大阪ガスの藤原正隆社長をはじめ、株式会社安井建築設計事務所及び株式会社大林組の代表者ら約40名が参列しました。式典では、新たな拠点の安全と繁栄を祈願し、関係者の連携が今後の研究開発の促進に寄与することが期待されています。特に、酉島地区は大阪ガスの研究開発の歴史の中で重要な場所であり、1947年には初の研究開発拠点が設立されました。この地の伝統に新しい息吹が加わることに参加者からは大きな期待が寄せられました。

代表からのメッセージ



大阪ガス株式会社の藤原社長は、竣工に至るまでの過程とその意義について述べ、カーボンニュートラルに向けた取り組みが今後の拠点として中心的な役割を果たすことを強調しました。この新しい研究棟は、既存事業の高度化だけでなく、新たなビジネスチャンスを創出することも期待されています。

未来へ向けた展望



Daigasグループは、新研究開発拠点を通じて、これからの社会が直面する様々な課題に取り組んでいく姿勢を示しています。特に、カーボンニュートラルに向けた具体的な研究や、企業と地域社会との連携を一層強化していく考えです。これにより、持続可能な未来作りに寄与し、企業価値の向上にもつなげていく狙いです。

新たに開設されたDaigas Innovation Centerは、地域の希望となるだけでなく、全国的なカーボンニュートラル実現への一翼を担う存在となることでしょう。今後の活動に注目が集まります。


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会社情報

会社名
Daigasグループ
住所
大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
電話番号

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