環境に優しいユニフォーム革命!アルトコーポレーションの挑戦事例
80年続く伝統企業が環境に配慮
株式会社アルトコーポレーションは、東京都千代田区に本社を構える企業で、1942年に創業し、1952年には関東繊維株式会社として法人化されました。80年以上の歴史を持つこの企業は、オーダーメイドのユニフォームを手がけるだけでなく、自社ブランド製品の備蓄販売も行っています。
近年、企業としての存在意義が問われ、環境への配慮が求められています。アルトコーポレーションはこの流れに応じて、SDGsの実現に向けた取り組みを強化しています。
サトウキビから生まれた新素材「エコディア®PET」
アルトコーポレーションは、東レ株式会社が提供する部分植物由来の合成繊維「エコディア®PET」を使用したエコマーク認定製品を展開しています。この素材は、サトウキビの廃糖蜜を原料とし、石油由来の化学物質と重合させることで製造されます。これにより、天然由来の素材を使用した製品ながら、ポリエステルと同等の特性を持つことが可能となるのです。
エコディア®PETの魅力
1.
環境負荷の低減:サトウキビから得られる廃糖蜜を利用することで、従来の合成繊維の生産に比べ、環境への負担が軽減されます。
2.
多機能性:エコディア®PETは、ストレッチ性に優れた商品を作ることができるため、着心地の良さも追求しています。
3.
幅広い展開:年齢や性別を問わず、多様な体型に対応するサイズやカラー展開が用意されています。
アルトコーポレーションの新商品ラインナップ
アルトコーポレーションは、SDGs達成に貢献すべく、以下のようなユニフォームを開発しました。
価格:9,700円(税抜)
着用シーズン:全シーズン
サイズ展開:SS〜6L(男女兼用)
価格:10,800円(税抜)
着用シーズン:秋冬
サイズ展開:SS〜6L(男女兼用)
価格:8,800円(税抜)
着用シーズン:秋冬
サイズ展開:SS〜6L(男女兼用)
これらの製品は、どんな体型の人でも快適に着用できるよう工夫されています。さらに、オンラインショップでも購入可能です。
今後の取り組みとリサイクルの実現
最近、企業からのユニフォームの再利用についての関心が高まっています。通常、ユニフォームは着用後に廃棄されることが多いですが、アルトコーポレーションではこの状況を改善し、適切にリサイクルやアップサイクルを実現するためのプロジェクトをスタートしました。
このように、アルトコーポレーションは環境問題に真摯に取り組む姿勢を持ち、ただの生産者ではなく、持続可能な社会の実現に向けた重要なプレイヤーとしての役割を果たしています。これからも、より良い製品が世の中に提供されることを期待しています。