安全パトロール効率化
2025-10-02 10:23:51

TOPPANデジタルが提供を開始した安全パトロール向け新サービスの全貌

TOPPANデジタルが新たに展開する「巡回点検サポートpowered by PosRe」



TOPPANデジタルが2025年10月2日から提供を開始する「巡回点検サポートpowered by PosRe」は、オフィスや工場内の安全パトロール業務を効率化するための画期的なサービスです。このサービスの導入により、企業の総務や管理部門は、手間を削減しつつ安全管理を実現することが可能になります。

「PosRe」サービスの背景



TOPPANデジタルは、2022年5月から自治体向けに「PosRe」を販売してきました。このサービスは、地域の情報を集約し、発信する機能を持っています。SNSからの住民投稿やセンサーからのデータをもとに、自治体内での情報連携を強化するもので、今回この機能を応用して、民間企業向けに新たなサービスを展開することとなりました。

労働安全衛生法への対応



労働安全衛生法では、50人以上の労働者を抱える事業所には、安全パトロール業務の実施が義務付けられています。これには、巡回点検や記録作成などの多岐にわたる業務が含まれます。しかし、手書きの点検表に頼る事業所が多く、その結果、記載ミスや過去のデータ集約の手間が問題視されていました。そこで、デジタル化のニーズが高まっているのです。

サービスの主な特長



1. デジタルチェックリストの作成



「巡回点検サポートpowered by PosRe」では、PCから自由にチェックリストを作成できる機能が実装されています。このため、各事業所の環境や作業内容に応じた点検項目をカスタマイズすることができます。さらに、テンプレートも用意されており、業務のデジタル化をスムーズに進められます。

2. スマホアプリでの簡単な点検



専用のスマホアプリを使用することで、点検をその場で行いながら結果を入力できます。点検中に不具合が判明した場合は、その瞬間に現場の写真を撮り、アプリでアップロードすることができます。フロア図に点検済みの場所をマッピングすることで、完了した箇所を即座に確認できるのも利点です。さらに、オフラインにも対応しており、電波の悪い環境でも使用可能です。

3. シームレスな記録の参照・共有



点検結果はアプリに自動で集約され、検索機能を使えば過去のデータも簡単に参照できます。また、要改善事項は画像登録による比較表示ができ、改善状況を一目で確認できるシステムが整っています。

コストについて



このサービスには初期費用15万円からと、月額1万円からの運用費用が設定されています。具体的な運用費用は契約ID数に応じて変動します。

今後の展望



TOPPANデジタルはこのサービスを企業への導入を進め、2028年度には100社での利用を目指しています。また、広範な「PosRe」シリーズとして2023年までに約10億円の売上を目指すとのことです。これからも、自治体や民間の防災、業務のデジタル変革に貢献するサービスの開発を続けていく方針です。

「巡回点検サポートpowered by PosRe」は、業務の効率化を図る企業にとって、ぜひ注目したいサービスの一つと言えるでしょう。詳しい情報は、こちらのリンクから確認できます。


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会社情報

会社名
TOPPANホールディングス株式会社
住所
東京都文京区水道1-3-3
電話番号

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