札幌の「ショコラティエ マサール」が動き出す
北海道札幌にある高級ショコラ専門店「ショコラティエ マサール」から、毎年恒例の大人気商品、復刻版「フルヤのウインターキヤラメル」がリニューアルして帰ってきます。販売期間は2024年12月6日から3月28日まで、数量限定での提供となります。新千歳空港の出発ロビー店とゲートラウンジ店では、その一日遅れの12月7日から販売開始です。
復刻された「フルヤのウインターキヤラメル」
この名作は、約90年前の1931年に古谷製菓から誕生しました。厳しい北海道の冬に対応すべく、多くのミルクとバターを贅沢に使用し、煮詰める時間を短縮することで、冬でも固くなりにくい工夫が施されています。特にその形状は、手袋をつけたままでも口に運べるようオブラートで包まれており、寒い時期でも気軽に楽しむことができました。
当初から全国的に人気を博し、スキーやスケートを楽しむ人々に愛されてきましたが、1984年には同社の倒産により姿を消してしまいました。しかし、約40年の時を経て、その味を再現することに成功したということです。多くの方々の支えにより、見事に形になった復刻版は、道民にとって懐かしい思い出を基に作られています。子どもたちがポケットに忍ばせていた青春の味との再会は、感動を呼ぶことでしょう。
限定販売の詳細
販売は毎週金曜日に限定30個を、1人3箱までの購入制限で行います。また、新千歳空港の2店舗は毎週土曜日にも30個、1人3箱まで購入可能。1箱には8粒入りで、864円(税込)という手頃な価格で提供されます。これにより、スイーツ好きの方々がこの特別なショコラを気軽に楽しむことができるのです。
販売店舗は、本店を始め、札幌三越、大丸札幌、COCONO SUSUKINO、そしてオンラインショップでも取り扱っています。毎週金曜日に各店舗へ30個が納品され、オンラインショップでは毎週金曜日の販売で13個が用意されています。
ショコラティエ マサールの魅力
ショコラティエ マサールは1988年に設立され、パリのチョコレートに魅了された創業者、古谷勝氏によって札幌で誕生しました。当初、チョコレート専門店が珍しかった北海道で、地元の人々に愛され続けています。現在、札幌市内に4つの店舗と新千歳空港に2つの店舗を構えています。手作りのショコラを提供することを使命としており、常に新しいスイーツを追求し続ける姿勢が評価されています。
彼らが作るスイーツのひとつひとつは、伝統を重んじた手作りの味わいを大切にしており、北海道の豊かな自然環境で育まれた素材を使っています。通販での取り扱いも豊富で、「ショコラティエ マサール」の美味しさはどこにいても楽しむことができます。
会社概要と最新情報
「ショコラティエ マサール」の運営会社は株式会社マサールで、設立は1988年。代表取締役の古谷健氏が率いており、90名以上のスタッフが在籍しています。最新情報は公式ホームページやSNS等で随時更新されているので、ぜひチェックしてみてください。特にInstagramやFacebookでは、商品の情報だけでなく、製作過程や店舗の様子なども楽しむことができます。
最後に、札幌を訪れた際には、ぜひこの復刻版「フルヤのウインターキヤラメル」を手に取って、その味わいと共に懐かしい思い出を共有してください。