バーチャルライブの未来
2022-10-21 12:00:01

バーチャルライブシステム「Matrix Stream」の革新性と体験を探る

バーチャルライブシステム「Matrix Stream」の革新性と体験を探る



2022年10月26日から28日まで幕張メッセで開催された「XR総合展 2022 秋」に、株式会社NTTコノキューが出展しました。注目すべきは、同社が開発したバーチャルライブシステム「Matrix Stream」です。このシステムは、VR、AR、MR技術を融合した新たなエンターテイメント体験を提供します。

出展内容の魅力



コノキューのブースでは、バーチャルライブシステム「Matrix Stream」の様々な機能が体験できました。最初に参加者を惹きつけたのは、壁面ビジョンや一体型VRゴーグルを使ったライブ映像体験です。特に、「直感×アルゴリズム♪ 3rd Season」のキャラクターTacitlyのパフォーマンスは、来場者に新感覚のライブ視聴体験を提供しました。

次に、多人数で一緒にライブを楽しむことができる機能も話題に。たとえば、Tシャツやペンライトなどで個別認識を行い、VRゴーグルを装着したユーザー同士がリアルタイムで同じライブを楽しむことができました。これは、ユーザー間のつながりを深める新たな体験といえます。

さらに、主催者は多視点でのカメラスイッチング機能も提供。参加者は、視聴する角度を自由に選び、自分だけの特別なライブ体験を味わえました。このように、Matrix Streamは観客一人一人の体験を豊かにするための工夫が凝らされています。

進化するバーチャルライブの世界



コノキューは、このシステムを活用して、バーチャルライブの企画・主催をはじめとして、Tacitlyなど自社のバーチャルキャラクターIPを使った新しいビジネスモデルにも取り組んでいます。「XR総合展」だけでなく、10月30日には、別のイベント「ヒロインたるもの! ~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」においても、Matrix Streamを活用したバーチャルライブが行われる予定です。

Matrix Streamの特徴



Matrix Streamは、XRスタジオのモーションキャプチャを利用し、演者のデータをリアルタイムにバーチャル空間で再現します。この技術によって、参加者はリアルタイムで音楽ライブや番組を楽しむことができます。

1. 多様な配信形態:リアル会場やオンライン配信を含む複数の形式で同時配信が可能、国境を越えた視聴者が一緒に楽しめる環境を整えました。
2. 独自シェーダー:リアルタイム性と高品質な映像を両立。エモーショナルなXR音楽ライブを実現するため、独自技術が用いられています。
3. インタラクティブな演出:コメントや投げ銭機能との連携によって、インタラクティブな体験を提供。視聴者が多言語でコメントを投稿すると、その内容に基づいて演出が変わるなど、参加者の反応を即座に取り入れることが可能です。

4. オペレーションの省力化:複数のシステム間でのキャラクターデータの最適化により、バーチャルライブの運営が効率化され、オペレーションコストを抑えることができます。

結論



株式会社NTT QONOQが推進する「Matrix Stream」は、従来のライブ体験を全く新しい形で刷新しました。リアルとバーチャルが融合したこの体験は、今後のエンターテイメントの未来を示唆しています。興味のある方は、XRイベントに足を運び、ぜひ新しい体験を試してみてください。バーチャルライブの新時代がここにあります。

会社情報

会社名
株式会社NTTコノキュー
住所
東京都千代田区永田町2丁目11番1号山王パークタワー7階
電話番号

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