JAL整備士と職人が造り上げた特別なカード
2024年12月10日、美祢市とJALが共同制作した「秋芳洞プレミアムフリーパス」が登場します。このカードは、地方創生プロジェクトの一環として、美祢市の観光資源の活用と観光客の回復を目的に誕生しました。駆け出しの取り組みとして2020年から発足したこのプロジェクトは、今年度からJALエンジニアリングとのコラボレーションにより形となりました。
限定100枚、シリアルナンバー付き
今回のオリジナルカードは、数量限定の100枚。すべてにシリアルナンバーが付与されており、その希少性がさらなる魅力を引き立てています。サイズは縦54mm、横85mm、厚み0.8mmで、重量はわずか16g。素材には、航空機のエンジンなどにも使用されているチタンが採用されており、軽量ながらも強度に優れています。
美祢市の魅力を表現
カードのデザインは、美祢市ふるさと交流大使でもある切り絵画家・久保修氏が手掛けました。表面には、美祢市の観光名所である秋芳洞の美しい風景が描かれており、訪れた人々の心を惹きつけます。また、裏面には、東京(羽田)から山口宇部を結ぶボーイング737-800型機のデザインが施されています。こうしたデザインは、地域の文化と魅力を伝える重要な役割を果たしています。
購入方法と注意事項
このプレミアムカードは、JALのふるさと納税サイトおよび美祢市観光協会で購入することが可能です。特に、観光協会では2024年12月14日から窓口での販売を開始し、予約は12月10日10時から受け付けています。また、大阪国際空港のクリスマスマーケットでも販売予定があり、多くの観光客が訪れる場所での販売に期待が寄せられています。
注意点として、限定100枚の販売となるため、早く品切れになることが予想されます。また、シリアルナンバーは選べないため、あらかじめご了承ください。
地元の協力で生まれた新しい価値
このプロジェクトは、地方創生には地域全体の協力が不可欠であることを示しています。JALのエンジニア、法務省の職員、美祢市内の事業者など、各方面の知恵と技術が結集し、新たな商品を生み出しました。今後もこのような取り組みを通じて、地域の観光資源がより一層活性化されることが期待されています。
この「秋芳洞プレミアムフリーパス」は、美祢市を訪れるすべての人にとって、特別な思い出を作る一助となることでしょう。興味のある方は、ぜひお早めに手に入れて、地域の魅力を感じてみてください。