こども建築塾が東京で初めて開催!
本年7月22日から24日、株式会社類設計室が主催する「こども建築塾」が東京の本社で初めて実施されます。この塾は、小学4年生から高校3年生までの若者を対象に、建築設計とものづくりを学ぶプログラムです。この講座では、第一線で活躍する一級建築士や教育の専門家から直接指導を受けられる貴重な機会が提供されます。
講座の詳細
講座のスケジュールは以下の通りです:
- - Day 1(7月22日): 広い空間を作ろう&類設計室オフィスツアー
- - Day 2(7月23日): お客さんの要望を聞いて建物を提案しよう!
- - Day 3(7月24日): プロからスケッチを学ぼう!
各日の講座は、午前(10時~12時30分)及び午後(14時~16時30分)の二部制で行われ、参加者は自身のスケジュールに合わせて希望の時間帯を選ぶことができます。また、3日間すべて参加すると特別割引が利用できるため、経済的にも嬉しいメリットがあります。
主催者紹介
主催の株式会社類設計室は、1972年に設立されて以来、多くの建築設計の実績を抱えています。特に教育施設や企業研究施設の設計を手掛けており、最近では東京都中央区立図書館「本の森 ちゅうおう」が2023年度グッドデザイン賞を受賞するなど、その技術とデザインが高く評価されています。教育事業も行う類設計室は、50年以上の歴史を持つ「類塾プラス」を運営し、15万人以上の卒業生を社会に送り出しています。
近年の課題と解決策
この「こども建築塾」を開設する背景には、建築業界での人手不足や理系人材の育成の必要性があります。現在、業界内の一級建築士の多くが50代以上で占められており、特に若い世代の育成が急務とされています。当塾は、理系の知識だけでなく、実践的なものづくりの体験を重視したカリキュラムを提供することで、次世代の建築士を育成することを目指しています。
体験型プログラム
「こども建築塾」では、座学だけでなく、実際に手を動かす体験を大切にしています。例えば、粘土や紙を使って模型を作ったり、身の回りの物を測定したりすることが含まれています。これらのプログラムを通じて、参加者は自らの目で見たり触れたりしながら学び、創造性と技術を身につけることができます。
また、プロからの指導や実務体験も計画されており、本物の現場での学びを通して、理論と実践の両方を兼ね備えた人材に成長できるようサポートしています。
社会との連携
最近開設された「SOIL(ソイル)」という新たな拠点も、講座の開催場所として利用されます。この施設は設計事務所の「工房」として位置づけられ、社員の挑戦を促す場を提供するとともに、地域社会との共創を目指しています。地域の技術力を活かし、新しい価値を創出することが期待されています。
「こども建築塾」は、ただの教育プログラムに留まらず、未来を担う人材を育てるための重要なステップです。参加を希望する方は、ぜひ早めにお申込みください。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
申し込みとアクセス
興味のある方は、
こちらのリンクから申し込みが可能です。開催場所は大田区の類設計室東京本社3階、最寄り駅はJR京浜東北線「蒲田駅」で、徒歩約3分と非常にアクセスが良いです。
未来の建築のために、そして自分自身の可能性を広げるために、ぜひ参加してみてください。